・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

【5月会山行】伊豆ヶ岳

2019/05/19(日)
報告者
中島
山域
奥武蔵
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

(西武秩父線)正丸駅:0830集合→(車道)→登山口:0910→小高山:0955→(男坂:1015)→伊豆ヶ岳:1040→高畑山:1145(昼食)→天目指峠:1245→子の権現:1330→子の権現入口:1415→吾野駅:1500→飯能駅へ移動:ぷはぁ~!→帰京

報告

電車の中で、大勢の小学2年生程度のちびっ子たちが、「これから伊豆ヶ岳に登るんだ!」とはしゃいでいました。
それが耳に入っても、「僕らも伊豆ヶ岳に登るんだよ。」とはとても言えませんでした。
多分、僕らよりも、もう少し楽なルートを登るのでしょう(と思いたい)。
正丸峠から伊豆ヶ岳、高畑山へと続く道は、「関東ふれあいの道」に指定されており、本会ではめったに企画しないメジャールートでのハイキングとなりました。

大蔵山分岐からは、五輪山への直登コースでなく、人気のない正丸峠への回り道を登ります。50mの鎖場がある男坂を登るのに体力を温存しておきたかったのと、個人的に正丸峠から五輪山への静かな尾根道を楽しみたかった。
正丸峠への登山道は傾斜が緩やかなので、朝の散歩感覚で歩けます。
また、尾根道は涼しい風が吹き上げてきて、気持ちよく汗もかかずにいくつかの小ピークを越えていきます。

さて、ウォーミングアップを終えて、いよいよ核心の男坂。
落石危険の看板を横目に、入り口を遮っているトラロープを越えます。
斜度はそれほどではありませんが、下から見上げると50mの鎖場は迫力があります。
まあ、ここが一番の売りなので楽しんで登りました。
はまちゃん曰く、乾徳山の鎖場よりも登り応えがあったかな。

二番目の売りは、伊豆ヶ岳から子の権現までのアップダウンの激しい山道でしょうか。
「関東ふれあいの道」という名前から受ける穏やかなイメージとは随分違いました。
しかし、今回初めて参加していただいたあゆさんも余裕で歩いていました。
企画した私としては、運動量もちょうど良かったかなとほっとしています。

正丸駅にて出発前の集合写真 大勢の人でにぎわってました。 今回は6月の北八ヶ岳の会山行に向けてのトレーニングかも。
大蔵山分岐から正丸峠へ登るコースを選ぶ人は少ないので静かです。 静寂の中、朝の散歩を楽しみました。
いよいよ男坂 50mの鎖場です。 落石危険の看板とトラロープで道が遮られています。 でも、通行止めとは書いてない。
男坂を下から見上げると、さすがに50mの鎖場です。 迫力があります。
はまちゃんとゆきちゃんは余裕で鎖場を楽しんでます。
先頭のかとさんは、待ってましたとばかりスルスルと登って、すぐ見えなくなってしまいました。
もたもたしているのは私だけ。
ハッシーは、まだ岩場に慣れていないあゆさんのサポートをしています。 あゆさん、昨晩は鎖場が心配で眠れなかったとのこと。
鎖場を抜けてほっとしています。 男坂の上部は右側でも左側でも抜けられますが、右側に行くと岩壁の頂上まで到達することができます。 左側に行くとショートカットになってます。
鎖場を抜けてもしばらく岩場が続きます。ホールドがしっかりありますので、滑る心配はありません。
伊豆が岳を通り越して高畑山集合写真 伊豆が岳の標識があまりにも高い位置にあったので、伊豆が岳ではうまく集合写真が撮れませんでした。
高畑山で昼食 木漏れ日が気持ちいい。
昼食休憩、かとさんペースメーカありがとうございました。
低山ですが、アップダウンを繰り返し体力が要ります。 関東ふれあいの道という名前から受ける穏やかなイメージとは随分違いました。
子の権現、なんといっても紅二点。 後ろには巨大な鋼鉄の草鞋 そういえば、下山途中に手のモニュメントがあった。 檀家のいないお寺とのこと。どうやって経営しているのでしょう?
飯能の中華料理屋さんで打ち上げ ここは、いつもながらおいしい、安い。