大杉谷渓谷(日出ヶ岳)
品川駅6:23発のぞみ3号~名古屋駅8:05発特急ワイドビュー南紀1号~三瀬谷駅9:47着~道の駅奥伊勢おおだい10:30発大杉峡谷登山バス~大台ヶ原登山口12:00/10→千尋滝→シシ渕→ニコニコ滝→平等嵓→桃の木山の家16:00泊
5/18(土)
桃の木山の家6:40→七ッ釜滝7:10→崩壊地→光滝→隠滝→与八郎滝→堂倉滝9:00→林道出合・堂倉避難小屋10:00/30→シャクナゲ平→日出ヶ岳12:30→大台ヶ原P13:10(ビジターセンター・休憩処)BS14:30~不動窟BS~朝日館15:50泊
約10年間の通行止めを経て、また一つ長年の夢が実現しました。日本一の多雨地域、少し位の雨でも歩こうとの覚悟でした。
電車を乗り継ぎ、道の駅奥伊勢おおだいからマイクロバスで約1時間半、これから歩く大杉谷渓谷を上流に持つ宮川沿いを走ります。すでに車中からの景色が綺麗です。登山センターでトイレ休憩?の停車があり、強制的に登山届を求められました。そこからはすれ違いの厳しい道を30分で登山口到着です。
大杉谷渓谷は2日目の堂倉滝まで、渓谷沿いを上流へと歩いて行くルートで、そこからは渓谷を離れた登山道となり、大台ヶ原の最高地点の日出ヶ岳へと続きます。鎖の付いた岩棚道、吊り橋、滝、河原、淵、苔、嵓、崩壊地等が渓谷美を演出し、楽しみながら歩きました。この時期は新緑が美しく、初日は天気が良かったので綺麗でした。シシ淵では昨年の高千穂峡を思い出しました。桃の木山の家はロケーション良く、のんびりと過ごしたい山小屋です。お風呂も有ります。2日目は曇り→小雨→雨でしたが、長い七ッ釜滝は見ごたえがあり、スケールの大きい崩壊地の滑りやすい道も問題なく通過しました。最後の堂倉滝は間近で見られる立派な滝です。この後堂倉避難小屋までのきつい登りを頑張り、シャクナゲ平を経由して日出ヶ岳に到着しました。残念ながら展望は望めないのですぐに大台ケ原Pへ下山しました。
ここの大台ケ原登山口は観光地、ビジターセンターを見学後、濡れた身体を暖めるべく、バスの時間までお店で暖をとりました。40分で登れる山頂を、10時間位かけて楽しみながら歩く登る2日間でした。
翌日の山行は、宿で見た天気予報が雨だったので中止にしました。早朝も小雨。他は降っていなくてもここだけは降っていると、タクシーの運転手の方が話していました。本当に雨の多い地域なのだなと感じました。
いつかまた渓谷だけを紅葉時期に訪れても良いかなと思いました。