・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

赤岳鉱泉、赤岳

2019/01/26(土)〜01/27(日)
報告者
橋爪
山域
八ヶ岳
ジャンル
冬山登山
天候
快晴
行程

■2019年1月26日(土)
6:10分倍河原駅ロータ-(ゲストPick up)6:05→6:20小林AP6:25→中央高速→8:15美濃戸口9:30→10:30美濃戸山荘→ 10:40→11:40堰堤広場11:50→13:00赤岳鉱泉→13:30昼食、テント設営15:00アイスキャンディ申込&レンタル15:30クライミング16:00→夕食→就寝
■2019年1月27日(日)
赤岳鉱泉6:45→7:30行者小屋7:45→9:50阿弥陀分岐→10:30中岳分岐→10:50赤岳頂上11:00→11:20赤岳頂上山荘→11:40赤岳展望荘→11:45地蔵の頭→12:50行者小屋13:00→13:30赤岳鉱泉15:00→15:40堰堤広場→16:00美濃戸山荘→16:50美濃戸口17:30→温泉18:00(鹿の湯)19:15→帰京

報告

当初参加予定の方々が次々と離脱し、とりあえずKさん、Sさん、橋爪、ゲスト1名の計4名で最終Fix。『いざ行くぞ!』とのことで当日を迎えたのですが、なんとSさんが深夜腹痛のため参加不可になり3名での出発となりました。何か起こりそうな予感がします(笑)。

ゲストとKさんを途中ピックアップして、中央高速を国立府中から小淵沢までひた走り、7時30分頃には高速下車。内心気になっていたのですが今回私の車のタイヤがノーマルタイヤのため、秘密兵器を用意していました。それがスプレー式タイヤチェーン。ノーマルタイヤでもかなり滑らなくなるとのことで県道484号の雪まじりの道路で早速使用してみました。かなりグリップがあり滑りはなくなりました。ただ残念ながら長い距離は厳しいようで15KM程度走ってからは急に滑り始めてしまい、タイヤチェーンをすることに。Kさんと私とゲストの3名で坂道でジャッキアップして必死に装着。なんとか美濃戸口の駐車場まで着いたはいいのですが、車を止める際にタイヤチェーンが外れて車軸に絡まってしまいそれと取るのに一苦労。やはり何かありました(笑)

そんなこんなで美濃戸口を9:30ぐらいに出発。ただ天気は快晴ピーカンです。気温は-6℃程度。本当に気持ちの良い雪道ウォ-キングで40分ほどで赤岳山荘の到着。ちょっと休憩していると、ゲストがサングラスの忘れ物を発見。内心欲しかったそうですがちゃんと山荘の方に渡しました。そこから北沢方面に向かい、堰堤広場から山道となりました。雪もそれほどではないため、Kさんと私はアイゼンなしでそのまま赤岳鉱泉まで歩きました。途中大同心や横岳の景色が見えて抜けるような青い空をバックに本当にきれいでしたが、何故か私の体が急に重くなり、Kさんから『ハンガーノックだね』との指摘を受けました。いつもは朝飯をかなり食べるのですが、今回はバタバタ状態だったため、朝飯抜きの肉まん1個。当然の結果でした。猛反省です(笑)。

赤岳鉱泉に着いてからは、おなかもすいたのでさっそく昼食(3人とも辛さの違うカレーでしたが、それぞれおいしかったです)。その後テントを張った後にアイスキャンディ体験へいざと思っているうちに時間は15時近くに。そしてゲストの借りたアイゼンがうまく装着できないため、私だけ30分かつほとんど上まで登れずの残念な感じとなりました。次回は頑張りたいと思います!。

ということで16時以降はテントの中で休憩。エスパースの大型テントのためすごーく広々。そしてKさんがもってきたワインを鍋にいれて温めたホットワインを出してくれました。冷えた体に本当に効きます(極楽極楽)。17時くらいから今夜のメインのすき焼きを作り始めました。ただ具材を当初の予定人数分購入していたため食べても全然なくならずおいしかったのですが翌日もうどん入りすき焼きになりました(これはこれで結構うまかった)。そして早めに消灯。

翌日は4:30起床。うどん入りすき焼きをたっぷり食べて赤岳に雪山山行。文三郎尾根を進み阿弥陀分岐の近くまで来ると突風が~~~。多分-20℃以下になっていたかと思います。露出していた顔の一部があまりにも痛くなり眼だけ出して完全防風状態にしました。分岐のところでは飛ばされそうになって心が折れた人たちが何人か下山していく姿を見て『結構やばいけどなんか面白い』という不思議な感じになりました。幸いその後はそれほどの突風もなく赤岳山頂到着。4度目の登頂でしたが一番素晴らしい景色でした。北アルプスから富士山、金峰山等ほとんど雲もなく、いや~本当に綺麗。
寒くなければずっと見ていたいのですがとにかく寒い。写真もほどほどにさっそく下山。途中スントの時計が落ちているのをKさんが発見。これも内心欲しかったようですが、先ほど通り過ぎた若者(カメラやいろいろ高級品を装備していた)に確認したところ彼のものと判明。本当に無くさなくてよかったですね。

そして、頂上山荘の裏手でカップラーメン昼食。ちょっとお湯がぬるかったのですがとりあえず食べて地蔵尾根から急斜面を下ることに。アイゼンをきかせてガンガン行きましたが、Kさんとゲストはロープを結んで慎重に下っていました。ほどなく1時間位で行事小屋に到着。アイゼンを外して赤岳鉱泉へ。疲れたので昼食を食べることに。私はあまり食欲がわかずビールのみでしたが、その後悲劇が・・・。

昼食を食べ終わってテントの中をかたずけているうちに財布がないことに気付き、テントと山荘を捜索したが発見できず。何かの巡り会わせでしょうか・・・(涙)。

テント撤収後、1時間30分ほどで美濃戸口駐車場に到着。カチカチに凍ったフロントガラスを溶かした後、温泉によって帰宅しました。私にとって本格的な冬山登山でしたが中々面白かったです。

阿弥陀が綺麗です
大同心
Kさんお世話になります
一応途中まで登っていますが
赤岳登頂
Kさん頑張って
1日目の高速から