・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北ア霞沢岳西尾根

2019/01/13(日)
報告者
はし
山域
飛騨山脈
ジャンル
冬期バリエーション
天候
晴れ
行程

・1/13(日):(圏央道)あきる野IC→(中央道)→(長野道)松本IC→沢渡→坂巻温泉P:0545→(徒歩)→釜トンネル:0600→登山口:0700→(西尾根)→霞沢岳:1200→(折り返し)→登山口:1515→釜トンネル:1600→(徒歩)→坂巻温泉P:1630→ごはん→帰京

報告

・初めての「霞沢岳」。 冬期バリエーション(初級)。 穂高側からは何回も見ているものの、今まで訪れる機会が無かった頂。

厳冬期の「北アルプス」。でも、今回は、いろいろな好条件が重なり、リスクが少ない状況で行くことができた。 すごいラッキー!
①天気は最高、②稜線に出ても風は無く、③雪質はエッジが効き、④数Pが前日より入っていたので、トレースはバッチリ、⑤赤札、目印もしっかり付けられていた。 こんな良い条件は今までに無い。 不安要素とすれば、自身の体力不足かな (笑)。

登山口より急登。 それは稜線の先のリッジ手前まで続いた。 朝はしっかり締まっていた雪でサクサク、キュッキュッと軽快だったが、午後になり、人も通っているのでグズグズ。 アイゼンの裏に雪溜まりができ、エッジが効かなくなり下山は難儀だった。
核心部のリッジ/雪壁では、①リッジは雪質が安定していたので、難なく通過 (でも、グズグズになってくると危ない)、②岩壁は、登り/下りともロープ無しで通過。 でも、安全に通過するためには、ロープは出したほうが良い。 手掛かりはあるものの、ちゃんと見つけないといけない。 アイゼンエッジも効かせにくい斜面。
私は会わなかったが、数名のPが居ると、ここで渋滞が起き、すれ違った方も30分ぐらい待たされた、と言っていた。

みなさん、前日からのテント泊で、午前中の早々に下りていったため、日帰りの昼登頂なんていうのは私だけで、誰もいない山頂を独り占めだった。 でも、昼を過ぎると、雲が出てきて、おやつの時間には、山頂はすっかり隠れてしまっていた。

*前夜は、久し振りの満天の星空。 「オリオン座」が簡単に見つからないぐらい、および、「冬の大三角形」もしっかり存在感があった。 あっ、1個だけ「流れ星」を見たよ! 冬の空はやっぱりいい。

釜トンネル入口
登山口
急斜面を登っていく
至る所で倒木を潜っていく
稜線との分岐点でテントを張っていた
雪庇
リッジと岩壁
岩壁。見た目では分からないが、ちょっとやっかい。
頂上。後ろには穂高連峰。
焼岳
乗鞍?
白山?
帝国ホテル
下りも大変
最後の下り斜面
釜トンネル出口