森吉山、白神岳、姫神山②
青森県にある白神岳は、標高1235㍍。世界遺産登録の白神山地にある日本2百名山のひとつだと言う。山頂まで5時間30分。
朝早くキャンブ場を出発。
青森県鮎ヶ沢の道の駅にイカを売っている秋田犬の“わさお“の買主がいる。との事で、道の駅に寄ってみた。しかし、朝早かったので、まだ支度中。駐車場の奥にわさおの等身大のパネルと一緒に記念撮影する。
登山口の駐車場に到着すると、すでに4~5人のP。そこには立派な避難小屋が建てられていた。
登山口からは樹林帯の中を歩く。しばらくすると、二股分岐に差し掛かる。二股コースは2014年に山道が崩壊したため、通行止。マテ山コースを進む。1時間程でマテ山分岐に着く。そこからが世界遺産の始まり。ブナ林が一面に広がって何とも言えない光景。ガスっている分、余計に神秘的。足も自然に前へ前へと進む。
十二湖分岐からは視界が開けるコースとなるが、そこはガスって辺りは真っ白。何も見えず…。突然、避難小屋らしき建物が目の前に現れる。近くに行くと何と立派なトイレであった。その先には小さな避難小屋。何とも不思議。避難小屋からすぐ目の前が頂上。これまた何ともこじんまりとした頂上である。(世界遺産と聞いていたので避難小屋や頂上はさぞかし立派なのだろうと、勝手な想像をしていた)
頂上でお昼を頂き、何も見えないので早々に下山。
しばらく歩いていると、空は少しずつ青空が広がりはじめ、ガスも一気に切れてきた。
やったー!日本海がハッキリと見えてきた。コレコレコレ~!神様ありがとう。(日頃の行いが良いから?)
広がる日本海、&紅葉を何度も写真に納め、満足感に浸りながら下山する。
登りで分からなかった紅葉もより一層光輝いて見えた。
しかし、この夜から進路を替えた大型台風が東北地方に直撃するとの事。
この後、宿を探すのに大変な事態になった。