・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北八ヶ岳(白駒池~黒百合平)

2018/12/29(土)〜12/30(日)
報告者
三浦
山域
北八ヶ岳
ジャンル
雪山
天候
29日:晴、30日:晴
行程

29日:八王子6:35~茅野9:23/10:20~北八ヶ岳ロープウェイ11:23~/12:00~縞枯山荘12:29~麦草峠14:20~白駒池(青苔荘)15:00(テント泊)
30日:白駒池(青苔荘)6:55~高見石7:35/7:55~中山頂上9:00~中山峠9:35~黒百合平9:45~渋の湯11:15

報告

今年の年末に何処へ行こうかいろいろと計画をたてていたが、日本列島大寒波の予報のため、結局行き慣れている北八ヶ岳(今回で4回目)に行くことにした。

29日:八王子駅からの電車は、年末と言うこともあり大きな荷物を持っている人はほとんどいない。電車の中は座席の部分だけ暖かいが暖房は効いておらず、隙間風で寒い寒い…。
茅野駅で1時間程バスを待っ。乗ったバスも乗客は、半分位であろうか。このバスも暖房が効いておらず寒い……。到着した頃は体が冷えきっていた。
北八ヶ岳ロープウェイは、さすがにスキー客で賑わっていた。
持ってきたパンをかじり、身仕度を済ませいざ出発!!久しぶりのスノーシューはやはり重い。
行きなれた山道をテンポ良く歩く。白駒池に向かう人は私達以外居ない様子。
茶水ノ池近くになると木道がむき出しになっている。積雪量の少なさを実感する。
約3時間程で白駒池に到着。テント場には2張のテントが張ってあった。
テント設営、受付を済ませおでんで乾杯!!温かいおでんは体に染み渡る。A氏は500のビール2本と900㌘のお酒をかつぎ上げ出来た。因みに、私も500の自家製梅酒を持ってきている。一晩でどんだけ飲もうと言うのか…(笑)

※白駒池の青苔荘の良いところは、トイレがとても綺麗な事。家のトイレに勝る綺麗さ。それだけでもここにテント泊する価値がある。
今回、いつもなら池に穴が空いており、そこから水を汲むのだが、まだ空けていないとの事。この日は雪を溶かして水を確保する。

30日:4:30分起床。昨夜作ったおでんが残っていたため、カップうどん(朝食用)と一緒に頂くが、私は少々二日酔で食べられずA氏がすべてたいらげた。(それが今後大変な事になるとは想像もしたかった)
6:55分出発!辺りは既に明るくなっていた。出発前に用をたし、高見石へ。到着すると、直ぐにスノーシューを外しまたまたトイレに駆け寄るA氏。(食べ過ぎてしまった様子。雪山でお腹をこわすのは辛い。)
展望の良い所で写真に納める。
中山の登リはいつ登っても長く感じる。この登リも雪が少く、大きい石や木の根がむき出していて歩きづらかった。そして、ここでスノーシューの必殺技。踵の部分を上げて歩くととても楽に登れる。
稜線に出ると、吹き荒れる風で顔がひきちぎられそうだった。
中山頂上で私はスノーシューを外し軽アイゼンに履き替え下山。
黒百合平はさすがに人気があるのか人人人で賑わっていた。
トイレをTシャツ姿(気温-13℃)で掃除していた小屋の女性が言うには、今日の予約が32人、明日31日の予約が100人を越えるとの事。年明けに黒百合ヒュッテで年を過ごす人の多さに驚いた!
バスの時間を確認し、A氏はそこからスノーシューを外しつぼ足で下山。下山を得意とするA氏は足早に…。さすがだ!私は必死で後を追う。
下山していると、続々と登って来る人達とすれ違う。1時間半で渋の湯に下山する。
(この後A氏は4日間下痢に悩まされたとの事)

今回の山行は、4回目と言うともあり、スノーシューで雪遊び気分。大寒波と言う割には天気も良く楽しむ事が出来ました。今年の山行はこれが最後となります。
今年は50箇所以上の山に登る事が出来ました。様々な感動、やり遂げた達成感等々充分に味わう事が出来ました。そして、A氏にいろいろな事を教わりながら、沢山の経験を積む事が出来ました。本当にありがとうございました。
来年も怪我の無いよう、今までの経験を生かしながら体力が続く限り山登りが出来る事を願いたいです。

出発~!
縞枯山荘。
茶水ノ池。木道がむき出しです。
白駒の奥庭。
雪が無い時。こんな感じ。
テント場。他に2張。
おでんで宴会。
高見石から白駒池を望む。
中山頂上
天狗岳。見えません。
渋の湯。無事下山しました。