・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

天狗岳

2018/11/25(日)
報告者
中島
山域
八ヶ岳
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

渋の湯温泉駐車場8:30 → 黒百合ヒュッテ11:00 → 中山峠経由 → 東天狗12:00→ 天狗の奥庭経由 → 黒百合ヒュッテ13:00→ 渋の湯温泉15:30

報告

来年の2月に予定されている雪山山行の下見を兼ねて、日帰りで東天狗に登ってきました。
硫黄のにおいのする渋の湯温泉に駐車して出発します。

温泉らしい温泉。帰りには一風呂浴びたい、と話しながら登っていきます。
黒百合ヒュッテまでは2時間半かかりました。
石がごろごろしていますが歩きにくい場所には木道もあり、傾斜も緩やかでちょうど準備体操に適してます。

黒百合ヒュッテから東天狗までが本番。
晴れた天気で眺望が良く、遠くの山々まで見られたのですが、風が強く冷たい。
リーダとTさんは目出し帽を、私はニット帽を被りました。

中山峠に出ると尾根筋なので、風当たりがいきなり強くなる。
晴れの日が続いているはずなのに、登山道には粉雪がところどころ残っている。
先週登った古賀志山の岩稜ハイキングの続きのような調子で、岩場が頂上まで続いてます。
東天狗山頂も晴れているのに強風で冷たい。せっかく登って来たけれども長くいられない。
2月に予定されている雪山山行では、当然ながら強風と積雪、岩場に備えた装備が必要です。

帰りは天狗の裏庭経由で黒百合ヒュッテまで戻ってきました。
大きな岩がごろごろして、どちらに進むのか一瞬途方にくれます。
進む方向は白ペンキで岩に書いてありますが、雪で覆われたら当然わからなくなります。

天狗岳には毎年来ていたというリーダーに従って、ウサギのように岩をぴょんぴょんはねて天狗の裏庭を一気に駆け抜けた。
しかし、2月に岩が雪で覆われて隙間がわからなくなったら、足をとられて骨折することもありえます。
尾根筋でないので風は穏やかなのですが、雪で覆われた天狗の裏庭には注意が必要でしょう。

黒百合ヒュッテに戻ってきて昼食。
風もなく、陽だまりでまったりします。
黒百合ヒュッテの方にいろいろと教えていただき、2月の雪山山行の参考とさせていただきました。

渋の湯温泉に戻ってきて待望の温泉に入ろうとすると、なんと入浴受付は3時まで!
30分オーバーして、玄関で呼んでも誰も出てこない。
なんと商売っ気のない宿主なのでしょう。
2月には何とか2時頃までに戻ってきて、硫黄のにおいのする温泉に入りたい。
と、願うのでした。

黒百合ヒュッテ前にて 気温が低くなり風も強く目だし帽をかぶってます。
木廊も終わりこれからが本番
眺めが良くなってきました
晴天続きですが粉雪が残ってます
東天狗から見た西天狗
中山峠の尾根は風が強く吹き飛ばされそう
東天狗頂上2640mに着きました。風が寒い
景色は最高
天狗の奥庭を通って黒百合ヒュッテまで帰ります。こちらの道は風が穏やか
しかしすごい岩場
これが天狗の奥庭