・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳

2018/11/03(土)
報告者
中島
山域
丹沢
ジャンル
ハイキング
天候
曇り」
行程

橋本駅BS 6:20 - 平丸BS 7:20-蛭ヶ岳 11:10(休憩)-丹沢山 12:10(昼食)-塔ノ岳 13:30(休憩)-大倉BS 15:30

報告

先週は、今熊山登山口BS-仮寄山-市道山-醍醐丸-陣馬山-景信山-高尾山-蛇滝-高尾駅と歩いたら真っ暗になってしまい、無謀な計画だったと反省したばかりである。
しかし、週末が近くなり、天気が良さそうとなると、どの山に行こうかと頭がいっぱいになってくる。
そこで思い出したのが4月にSさんに連れて行ってもらった蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳ルート。
蛭ヶ岳から丹沢山に続く尾根線をもう一回見たい。

東野BSから登る予定だったが、前回の台風で道が崩れて通行止めとなっており、バスは途中の平丸BSで折り返し運転。
印刷しておいた国土地理院の地図に、平丸BSからの登山ルートがなんとか端っこにかかっていた。
同じバスで来た大学生風の方が困っているようだったので声を掛けると、私と同じ蛭ヶ岳-丹沢山-塔ノ岳めぐりをするとのこと。
とっつきの登山口まで案内した。
登っているとペースが同じで、ずっと同じ間隔を保ったまま登っていく。
話をしないのも不自然に感じられたので、ご一緒しましょうとなった。

今年の台風の被害は甚大で、地蔵平近辺の木々の多くは折れて倒れている。
蛭ヶ岳の心臓破りの階段は大変だが、半年経つと苦しさを忘れてしまう。
前回は残雪の中を登ったが、今回は紅葉の最盛期。
ツンと澄ました緑の木々が、紅葉によって一本一本が異なった色に変わり、山全体がモコモコとした三毛猫に変身している。
蛭ヶ岳の階段を登りながら紅葉を楽しんで一呼吸し、また階段を登っていく。

午前11時ころの蛭ヶ岳の頂上は人もまばらで静か。
この静かさが楽しみの一つ。
これが丹沢山、塔ノ岳に進んでいくに従い混雑してくる。

一緒に回った若い方に遅いと思われたのでは癪だと、見栄もあって自然ハイペースになり、下山したのが午後3時半。
まだお日様も高く、先週の反省が生きた山行であった。

蛭ヶ岳に登る階段で撮った紅葉
蛭ヶ岳
熊木沢方面
蛭ヶ岳と丹沢山の尾根線