北ア不帰ノ嶮
○9/22(土):(圏央道)日の出IC→(中央道)→(長野道)安曇野IC→白馬八方池P:0840→(ロープウェイ、リフト)→八方池山荘:0915→八方池:1000→唐松岳頂上山荘:1145(テント泊)
○9/23(日):テント場(荷物デポ):0445(1615)←→唐松岳頂上:0500 (1500)←→(不帰ノ劔)←→天狗山荘:0830 (1100)←→白馬鑓ヶ岳:0940(戻り1015)
○9/24(月):テント場:0500→(ご来光)→八方池:0645→(リフト、ロープウェイ)→八方池P:0815→温泉・ごはん→帰京
・初めての「不帰ノ嶮」。「唐松」までは行くものの、その先はなかなか足を踏み入れることが出来なかったルート。ようやく念願叶い、しかも天候にも恵まれたので、良い山行が出来た。満足、まんぞく。
・初日は雨。それでも、山荘、テント場ともにすごい人、人、人。 団体さんも数P訪れていた。なんと4畳半に12人! 皆さんちゃんと寝られたのだろうか? 夕方になり天気は回復。青空、夕焼け、および、まん丸の明るい月がテント場を照らし、暗さを感じなかった。残念ながら天の川を見ることは出来なかったが、流れ星を1つだけ見ることができ、それに癒される一夜となった。
・翌朝は3:30起き。4:00過ぎより周りはワサワサしており、皆さん、頂上でのご来光準備を始めていた。暗がりの中、頂上まで進み、ヘッドランプが要らなくなるのを待ち、先に進んだ。いよいよ「不帰ノ嶮」。
最初は普通の岩稜帯。「Ⅱ峰」の下りは、なかなかの斜面だった。クサリはしっかり付いていたが、ここを一般ルートにしていいの? と思うぐらいスリルのあるルートだった。「不帰ノ嶮」を通り過ぎると、次は、「天狗の大下り」の厳しい登り。慎重に進めば危ないところは無いので、ひたすら一歩一歩を進める。登り切ったところが、「天狗の頭」。そこから先は、道幅も広い稜線を「白馬鑓」まで進む。頂上では、鑓温泉から来る人がほとんど。1~2割ぐらいが、稜線を縦走している人だと思う。
そして復路。「天狗の大下り」をひらすら下る。そして「不帰ノ嶮」。「Ⅱ峰」を下から見るとなかなかの迫力。こんなところをよく降りてきたものかと。途中、ソロの若いお姉さんとすれ違い、その方は、朝、ロープウェイで上がってきて、一気に「天狗山荘」まで行くとのこと。しかも、テント泊装備で! 重い荷物を持って、よくこの斜面にくるな、と感心した。でも、ちゃんとクサリにセルフを取っていたので、安心感はあった。 15:00過ぎ、「唐松」頂上まで戻ってきた時は、ホッとしたところ。
・最終日は、曇り空。天気に恵まれたのは、ホント昨日の一日だけだった。それでも、ご来光を拝み、早々に下山した。八方池から下はクモクモ状態。それでも、上がってくる人は次々といて、さすが人気の観光地だな、と思った。
*今回、やっと結べた点と点。1つの山をいろいろな角度から見れる楽しさ、四季ごとに違う表情を見せてくれる多様な変化。楽しみは、まだまだ続く、、、。