酉谷山~三ツドッケ(天目山)
東日原P6:05~小川谷林道入口6:45~金袋山8:40~篶坂ノ丸9:05~ウトウノ頭9:40~長沢背稜分岐10:40~酉谷山11:35/12:00~七跳尾根分岐13:10~三ツドッケ(天目山)14:10/14:20~一杯水避難小屋14:40~東日原バス停16:20
今回、9月の連休に剣岳山行に向けてのトレーニングを兼ねて奥多摩でも登った事のない山“酉谷山”を目指す。
A氏も行ったことがないと言うマイナールート(タワ尾根)からの周遊コースで計画をたてる。
8日:この日は関東の東京近辺だけ晴予報。暑さに弱い私だが、樹林帯なのでなんとかなる!と言い聞かせ出発。
駐車場から日原鍾乳洞まで歩く。一石山神社までは通れたが、そこから先は通行止であった。厳重に閉ざされたゲートの右端から何とか通り抜け、小川谷林道入口へと向かう。ここから点線ルートの始まり!
先日台風だったためか初っぱなから、落ち葉や小枝で山道は殆んど埋まっていて分からない状態。いきなり岩をよじ登ったり、立っていられないほどの急登をよつん這いになって這い上がったりと悪戦苦闘!A氏の勘やGPSを頼りに必死で付いていく事1時間半。何とか人形山へ着く。私はここまででかなり体力を消耗する反面、A氏はこういった場所は楽しくて仕方がない様子。まだまだ先は長い…。
金袋山からは歩きやすい稜線が続く。続いて“篶坂ノ丸”“ウトウノ頭”と気持ちよく歩く事が出来た。(ウトウノ頭の標識→ウトウ(善知鳥)と言う海鳥が描かれている)そこからまだまだアップダウンが続く。
長沢背稜からは一般道となりようやく山道らしい道が出てきた。酉谷山までは時おり爽やかな風が吹き抜け、自然に足が前に進む。山頂手前で雨がぱらついてきた。山頂では、お決まりのビールを頂き、感無量!この一杯がたまらない。
昼食を済ませて先に進み、酉谷避難小屋を覗く。水場も目の前にあり、トイレも綺麗で良い避難小屋だった。
ここから坊主山、七跳山、大栗山を右に巻き“三ツドッケ”へ向かう。ドッケと名の着く言葉通り、頂上直下は急登。山頂は尖っていて狭い。
ここまでくれば後はひたすら下るだけ…。ほぼ最後まで休む事なく下山する。
今回の山行は、初っぱなから山道が全く不明瞭な場所をA氏の誘導で何とか行く事が出来た。今までも点線ルートは経験しているが、今回は最も難しく緊張の連続であった。更に先日の台風の影響で終始折れた枝で道が覆われて歩くのに難儀した。また1日の行程時間が長いので、ペース配分等を考慮するなど、自分の体力の領域を知る事がでた。またひとつ良い経験が出来た。