白馬岳~清水岳
2018/06/30(土)〜07/01(日)
報告者
森多 他1名
山域
北アルプス
ジャンル
夏山
天候
1日目晴れのち一時雨、2日目晴
行程
6/30(土)調布5時~猿倉荘9:20→白馬大雪渓→村営白馬岳頂上宿舎15:00
7/1(日)白馬岳頂上宿舎5:00→白馬岳5:40→清水岳8:50/9:05→白馬岳頂上宿舎11:30/50→大雪渓→猿倉荘14:40~温泉~帰京
報告
今回はリーダーのYさん提案のウルップソウと清水岳のお花畑が目的だ。運よく前日に梅雨明けし、少し通り雨にあったが、天気の良い夏の初めの花山行ができた。
キヌガサソウ・サンカヨウの群落から始まり、ハクサンイチゲ・ミヤマキンバイ・シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ・ミヤマダイコンソウ等が咲き誇り、白馬稜線に出るとお目当てのウルップソウが一面にある。ツクモグサにも間にあった。清水岳へもコマクサの群落やハクサンコザクラが目立つ中、何十種類の高山植物に出会った。これからが本格的なお花畑になるのだろう。時期をずらして歩きたいと思った。また残雪多い山の展望も美しく、剱岳を横に、日本海から槍・穂高の先までの繋がりを見る事が出来た。清水岳山頂まで、花や景色を見ながらで随分と時間をとってしまった。この時期は清水岳まで数か所の雪渓のトラバースがあり、人も入っていない様子で夏道も途切れ、安全なルートを見極めるのが大切だ。リーダーは遠くから近くからそのルートをしっかりと見極め指示した。その後私達の後から紅ガラを撒く地元の人達に出会った。今回も大雪渓の登降を含めて全てアイゼンを装着せずに歩いた。緊張する場面もあったが、アイゼンの着脱に手間取る人たちを横目で見ると、今までのツボ足での歩きの成果があったかなと嬉しく思った。歩き慣れた白馬岳しかも小屋泊だったので、精神的にゆったりとでき、でも歩き甲斐のある楽しい花山行でした。