平標山・仙ノ倉山
17日:調布IC5:00-平標山登山口7:50/8:25~鉄塔9:45~松手山10:25~平標山11:55~仙ノ倉山12:50~平標山13:45~平標山ノ家14:20(テント泊)
18日:平標山ノ家5:55~林道6:40~平標山登山口7:35
3月17日(土):いつものように稲田堤を4時半に出発。月夜野ICで降りて苗場スキー場を過ぎるとすぐに平標山登山口だ。まだ8時前だというのに駐車スペースは一杯である。
仕方がないので幅員が少し広くなった道路に駐車をする。
冬山登山の完全武装をして出発。少し道路を歩き山道に入るといきなりの急登だ。夏道を行かず直登している。鉄塔までは急登の連続だ。
鉄塔を過ぎたところから松手山までの道は樹林が切り開かれた見通しの良い雪の斜面だ。松手山に着くと平標山までの稜線が良く見渡せる。風が強くなってきたので、ゴーグルを装着してフードを被る。
平標山の山頂も風が強いので、写真を撮ってすぐに仙ノ倉山へ向かう。下り途中のベンチで軽い昼食をとり、そこに荷物をデポして、身軽に仙ノ倉山へ向かう。
風が強いので雪面がクラストしているので、アイゼンががっちりときき、とても歩きやすい。仙ノ倉山頂へ着くと谷川岳方面の展望がすこぶる良い。
デポした荷物を回収して、再度平標山頂に立つ。眼下に見える平標山ノ家に向かって広大な雪原を下る。
雪が硬いのではっきりとした足跡はついていないが、スキーで滑った跡が縦横無尽についている。
平標山ノ家の冬季小屋には一人いたが、中は真っ暗なので入る気がしない。50m程離れた所に平らな場所があったので、そこにテントを設営する。万太郎山が眼前に迫る絶好のロケーションだ。
夕日が沈むのを見て、手巻き寿司に舌鼓を打ちながら、夜は更けていく。
3月18日(日):早く目が覚めたのでコンロに火をつけてテント内の霜を溶かす。
時間がたっぷりあるのでゆっくりと朝食をとり、6時前に出発する。
下りの斜面も昨日と同じで雪面が凍っているのではっきりとしたトレースはない。ここも縦横無尽にスキーの跡がついている。
急な斜面をアイゼンをきかせながら直下降する。その後もトレースがはっきりしないので尾根を目指して下っていくとすぐに林道に降り立つ。
次々と登ってくる人とすれちがう。昨日の鉄塔につながっている送電線
をくぐると程なくゲートに到着。ここから除雪された道路を歩く。到着した駐車スペースには昨日にも増して車が停まっていた。天気が良いのと、雪質がいいのでこの時期は平標山ノ家へ向かうルートは人気のようである。