十二ヶ岳
魚眠荘前P6:25~毛無山登山口7:30~毛無山8:25~十二ヶ岳9:45/9:50~鬼ヶ岳10:55/11:30~雪頭ヶ岳11:50~魚眠荘前P13:10
以前から高速道路から見える十二ヶ岳にいつか行ってみたいと思っており、今回計画をたてた。
夜明けとともに魚眠荘前から出発。毛無山登山口までまだバスが無かったため、西湖の湖畔を一時間程歩き登山口となる。
登山口は、文化洞トンネルを越えすぐ右側に登り口がある。
初めはなだらかで歩きやすい山道を気持ちよく足早に歩いていると一時間程で毛無山山頂へと着く。山頂からは見事な富士山が一望できる。写真に収め一息つく。
ここからが本番!今までは、アプローチと言った所だろう。
樹林の狭い尾根を辿るが1つ1つ一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳と名称が付けられている。1つ1つは5分~10分位と言った感じ。道幅の狭い所やザレている箇所がある。細かいアップダウンを繰り返し十一ヶ岳を過ぎると、落差は30㍍はあろうか一気に急降下しキレットとなる。最低鞍部には金属製の吊橋が掛けられている。そして再びロープを使って急坂を登る。このアップダウンは、なかなかスリリングである。
十二ヶ岳の頂上には石造りの祠と木製の祠が2つ設置してある。頂上は比較的狭い。そこから望む西湖、富士山の眺めは最高である。
軽く休憩を取り先に進む。
金山までは揺るやかなアップダウンとなり、そこから直ぐに鬼ヶ岳へと到着。と…。突然大勢の人達(14~15人)で賑わっていた。ここでお昼を…。と思ったが山頂は狭く、座れそうな所が無かったため先を行く。
少し下りた所に岩場のとっておきな場所を見つけ、お昼を頂く。360°大展望(南アルプス、八ヶ岳)を眺めるながらの昼食は格別である。お腹もいっぱいになった所で先に進む。
下山だというのに時々坂を登るのはキツい。
雪頭ヶ岳を経て下山となる。
今回、十二ヶ岳は絶好の天気に恵まれ富士山の展望は勿論、眼下には河口湖や西湖。そして更に南アルプスの雪景色の展望は一級品。
又、岩場や鎖場、吊橋など、変化に富んだバリエーションルートを大いに楽しむ事ができた。