Day1 前日入りで午前1時前に新穂高の駐車場に到着した。簡単なつまみでビールを一杯ひっかけて仮眠をとる。 4時半に起床し5時過ぎに出発して双六小屋を目指す。 天候は晴れ時々曇り、出発して林道を歩くこと1時間で笠新道への登り口の水場に到着した、最初の計画ならここから笠ケ岳を目指す予定だったが、今回はそのまままっすぐに小池新道を目指す。 15分後にわさび平小屋に到着すると、有名な木樽で冷やされた飲みものとフルーツがある、「帰りのご褒美に食べよう」 わさび平を出発して1時間20文で秩父沢の橋に到着する、今週の初めにようやく架かかったらしい、この橋がなければずっと上の雪渓をトラバースしなければならないところだった。 川に落ちると冷水で場合によっては命の危険も・・・架けてくださった方、ありがとうございます。 天気は晴れだが、曇ったりするのでそれほどの体力は奪われずに済みそう、でも熱い。今年は多く雪が残っているのでこの時期でもところどころ雪渓を超えなくてはならない。 念のためにアイゼンを持ってきたがわざわざ装着するほどではないので、ツボ足で歩くが、滑るよりも踏み抜きが怖い感じ。 秩父沢からゆっくりと登り、鏡池に1時間20分で到着する、鏡池から槍ヶ岳を含む北アルプスの山々がくっきりと見える、運よく天気に恵まれた。池は風もなく鏡となって山を映している。 100m先の鏡平小屋でゆっくり休憩をとる。有名なかき氷を食べる人、アイスコーヒーフロートも絶品、冷たいバニラアイスが疲れを癒してくれる^^ 30分休憩した後は本格的な登りで眼下に小屋を見ながら小池新道を黙々を登っていくと、1時間で弓折乗越に到着する、左は笠方面、右に行くと双六方面、一本入れて稜線を双六方面へ向かう。 ここからは初夏の花を楽しみながらの稜線ハイキング、途中の花見平では白、黄色の花(ミヤマキスゲ?)が群生し、我々を迎えてくれた。お花畑ではライチョウの親子も、子供はまだ15センチぐらいの ひよこで全部で6匹もいる、みんなのテンションがさらに上がる。 お花畑はまだその先にもあり、我々パーティの目を楽しませてくれた。ようやく双六小屋が見え、からからの喉にビールの誘惑が・・・しかしここからが思ったよりも長い。 ようやく30分以上歩いて14時過ぎにテント場の先の双六小屋に到着する!出発して9時間あまり。 小屋泊りの手続きを済ませ、つまみを外のベンチに持ち出してようやくビールにありつくことができた、ミニ宴会の始まりだ。持ち寄ったおつまみとビールで乾杯してみんなで至福のひと時。 ここで楽しみすぎたせいか、双六小屋自慢の晩御飯はおなか一杯となってしまい反省しきり、しかしおいしいてんぷらの晩御飯でした。 Day2 今日は天候が下り坂の予報だったため、双六岳に登頂して下山組とそのまま下山組の二手に分かれての行動となった。 登頂組は4時30分に小屋を出発した、直登は残雪のせいで禁止されていたため迂回して中道コースをたどって双六岳向かう。残雪は残るが、アイゼンは不要だ、せっかく担ぎ上げてきたアイゼンは結果的には不要だった。 ちょうど1時間で双六岳2860Mの山頂に立つ、360度のパノラマ、槍ヶ岳から穂高の山々、最初に行くはずだった傘ケ岳、北には野口五郎、鷲羽、水晶、早起きしてよかった。 山頂では15分ばかり景色を楽しみ、崩れそうな天気を気にしながら早めに下山する。 双六小屋には40分で到着した。 朝ごはんを急いで食べて、6時半に下山を開始する。先行組の後を追いかけるようにどんどん下っていく、行きにみたお花畑などはほとんど素通りするようにとにかく下る。しばらくすると山頂は雲に隠れて見えなくなったが、何とか雨は降らずに持ってくれている。 鏡平小屋には9時に到着した、少し早めのお昼を食べて、しばしくつろいだ。 ここからわさび平までは3時間ぐらいのコースのはず。時折ポツポツと雨が降るので、雨具を着ると、また止むを繰り返しながら、わさび平にようやく到着、時間は12時、先行組にやっと追いつく。 ここでようやく雨が強くなったので、名物のタルで冷やしたトマトなどを食べて雨宿りをする。みんな健脚でまだまだ元気だ。 駐車場には1時前に着いたが、今日の宿泊地の奥飛騨温泉郷のチェックインにはまだ時間があるので、道の駅でアイスを食べて時間を潰した。 あとは、楽しい温泉と夕食を堪能するだけ、待ち遠しい。 期待通りのお風呂と夕食に満足して、早めに床についた。 天気も味方してくれた、とても楽しい山行となりました。 リーダーのHさん、メンバーのみなさんありがとうございました。