奥秩父 丹波川小常木谷
7/1(土):小林AP13:00→買物→14:00安原さんピップアップ→16:30奥秋キャンプ場
7/2(日):6:45発~7:00余慶橋~兆子ノ滝~12:30ネジレの滝上~17:40岩岳尾根→20:15余慶橋
7/1(土)・・・KB
K氏AP近くのス-パーで今夜の夕食&明日の朝食をゲット。メニューはステーキに餃子鍋(K氏初挑戦)。酒はビールとワインを2本。酒はいつものことであるが某隊長の飲みっぷりが良くすこし足りなかった。しかし、明日の沢は2級上と油断できないのでちょど良かったのかもしれません(笑)
キャンプ場は丹波山村中心にあり、きれいに手入れされた感じの良いキャンプ場であった。トイレもきれいだし管理人も感じの良い方でした。宿泊者は土曜日なのに我々以外に1組とほとんど貸切状態。たき火ができる東屋を¥1000で借り、たき火を見ながら長い酒宴を楽しむ3人であった。新人類誕生から20万年間火と付き合ってきたのですから火を好むのは当然です。
7/2(日)・・・HS
「2級上」の沢へ初トライ。どんなところかワクワクします。
入渓するのにいきなりの懸垂。 岩が滑り、支える足元がフラつきます。そして、渡渉後、深いゴルジェに入って行きます。
両岸は傾斜のキツイ斜面が続いており、登山道へのエスケープが簡単には出来ません。 前に進むか、戻るしか無いのです。
ところどころ小さな滝はあるものの、長~い沢歩きが続きます。 疲れたな~と思った頃、いきなり「兆子ノ滝」が目の前に立ちはだかります。巻くことは出来ません。
隊長が懸命に支点を探します。 そして、さすが経験豊富な隊長!支点とルートを見つけ出します(HSは見ても全く分かりません)。 隊長の指示に従って登攀していきます。
トップロープにて、皆も続きます。 垂直で高度差があり、しかも足元も手元も滑る壁を、RKさんもしなやかな身体を上手に使い、登りました(でも、かなり怖い思いをしたと察します)。
その後もこのクラスの滝があり、部分的に巻いたところもありますが、その巻きも直登と同じように危険で大変なところでした。
でも、KBさんがバイルを使い、土状の急斜面(落ちたらただでは済みません)を横移動し、スリングでところどころに中間確保を作ってくれたので、安心して進むことが出来ました。大変助かりました。
滝の後は、登山道へ上がるための道が、また大変でした。 滝で疲れた後に、急でしかも長い斜面を上がるのは、結構辛いものがありました。
それでも皆の励ましを受けながら、12時間以上の沢山行を無事終えることが出来ました。 チーム全員で補いながら乗り切ったことを大変心強く思いました。
*今回、HSにとっては初めてのリード登攀。 途中、中間支点用のヌンチャクが足りなくなり、隊長にお借りして上に進みました。 隊長の適格な判断指示、サポートに感謝しております。
今回、良い経験をさせてもらったので、これを機に更なる上を目指して行きたいと思います。