・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

シダクラ沢

2017/05/28(日)
報告者
中島
山域
奥多摩
ジャンル
沢登り
天候
晴れ曇り
行程

5月28日:奥多摩駅バス8:35~惣岳降車~9:30入渓~シダクラ沢出合~11:30二股~14:00大ブナ尾根の1128付近~16:00奥多摩湖下山

報告

今回は私にとって始めてのシャワークライミングでした。それでも、何とか全コースをこなせたのは、ベテランのお二人に指導していただいたからと感謝しております。また、今月上旬に早戸川での沢歩きに参加させていただいたおかげで、水流の早い沢での歩き方に慣れて無駄な力を使わなくなりました。

サブリーダは今回始めて沢登り隊のリードを務め、6m滝では支点なしで果敢にトップを登っていって、私達のために確保用ロープを降ろしていただきました。そそり立つ6m滝を下から見上げるとかなり存在感があり、万一滑落したらどうしようと危惧しました。しかし、さすがに熟練者。危なげなく登っていきました。私はアセンダをロープにつけて万全の体制で登りました。しかし、私のルートがメインロープから横に離れたのを、すかさずリーダーから指摘され、また一つ沢登りの常識を知ることができました。
リーダーは最後尾を務め、後ろからルート取りや沢登りテクニックのアドバイスをタイムリーにしていただきました。

一番大変だったのは、沢を出てからのツメで、崩れやすい急坂を延々と尾根まで登っていく。これはネットの情報で覚悟してはいましたが、確かに体力勝負の登坂でした。坂の右方遠くからから何回も叫び声が聞こえ、なんだろうと耳を澄ましましたが、「落(ラク)!」と叫んでいるらしく、落石を下の人に伝える叫び声だったようです。

前日の27日には、沢登りのためのロープワーク講習の機会をリーダーに設けていただき、5人のメンバーが参加して懸垂下降や支点の作り方、結び方を練習しました。この二日間で、基礎知識と実地経験の両面から技術の習得に大変役立ったと感謝しています。

バスを降りて入沢地点に向かいます。
さあ、登るぞ!
道中は長い
サブリーダの6m滝へのトップクライム。ロープなしで見ている私はちょっとドキドキ。
さすがに、サブリーダ動きが速い!
私達はのんびり。
滝がうねってます。
チャラ男二人余裕あります。
沢を出てからのツメが急坂で長い。体力勝負でしたが、尾根まで上がると余裕の笑み