針ノ木岳
22日 6:00 調布西友前 11:00 扇沢駅 13:00 テント場(針ノ木雪渓下部) 14:30 雪上訓練
23日 4:30 起床 5:30 出発 8:00 マヤクボ沢 8:50 主稜線 9:20 山頂直下にて撤退 13:00 テント場 13:50 扇沢駅
22日6:00に調布西友前を出発。中央道でまさかの事故渋滞。というより消防車の鎮火作業などで足止め。40分ほど止まったあとは渋滞もなく扇沢駅に到着。Yリーダーの指示でY田を先頭に出発。途中まで踏み抜きが多く、気温の高さもあり、汗が吹き出るように出て来た。テント場に着くと、すぐにテント設置。Y田の初めての雪上テント設置。知らないことばかりでリーダーの一言一言全てが自分の知識となるように聞き逃さないように耳をすます。設置が終わるといよいよ雪上訓練。滑落停止やキックステップなど、基本を丁寧に教えて頂きました。そしてお待ちかねの雪上宴会。H高さんのワインに合う牛肉料理やチーズ。Y原さんの心温まる鍋料理など、本当に美味しく頂きました。食事担当をしてくださった皆さんありがとうございました。そして締めの焚き火。中々うまくいかなかったけれど、皆んなで協力して何かをするのは本当に楽しい。温まってからテントに入ってお酒を飲みながら雑談。そんな雑談の中にも学ぶべき知識がたくさんあって、本当に充実した1日となりました。
23日4:30起床。朝食を各テントで食べてからいざ出発。雲ひとつない空の下、Y田を先頭に出発。中々ペース作りが上手くいかず、早すぎるとの指摘を何度も受ける。集団で先頭を歩くということの難しさを実感。今までで1人で登っていた時とは違うということを知った。そして次第に傾斜が急になり、横向きでジグザグに登るようになった。急傾斜を登る緊張感と幸福感と疲労感が混ざったドキドキする心境の中、稜線に到着。劔岳や鹿島槍など登りたい山々が一望の稜線。あと3泊くらいしたいと思ってしまうくらいの絶景。そんな景色を眺めながらいよいよ山頂アタック。稜線を歩いていくと岩がむき出しのところが増え、初めてのアイゼンを履いたままの岩場。歩きにくさも疲労感も楽しいとしか感じなかったY田。しばらく進むと傾斜のきついトラバースが現れ、巻いて行こうにも岩が脆くて登れなくなり、そこで撤退の判断。山頂を踏めなかったが、一歩一歩が自分の為になった。下りでもリーダーから様々な下りかたを学び、あっという間にテント場に到着。駐車場までも何事もなく着くことができ、無事帰還。本当に素晴らしい2日間を過ごすことができました。Yリーダー、皆さま、本当にありがとうございました。
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