・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

御岳山 大岳山

2017/04/15(土)
報告者
武井幹郎
山域
奥多摩
ジャンル
ハイキング
天候
晴れのち曇り
行程

7:34御嶽駅集合7:40-7:45御嶽駅/西東京バス1番線発8:01-8:11ケーブル下-8:18滝本/ケーブルカー8:30-8:36御岳山8:40-9:10御岳山山頂(929)9:20-10:00奥の院-10:25(鍋割山1084)鍋割分岐-11:05大岳神社-11:20大岳山(1266)昼食11:50-12:55(トバノ岩山1153)分岐-13:05鋸山(1109)13:30-15:10(鋸尾根)奥多摩駅-澤ノ井(反省会)

報告

御嶽駅、滝本駅バス停でメンバーの合流をはたし、8時すぎの、まだ、空いたケーブルカーで御岳山駅へ上がる。記念撮影をして、8時半、いよいよ、出発。薄曇りのまずまずの天気だ。早速、鴬の声が迎えてくれる。集落に入ってほどなく、コンクリートの登り坂が始まり、脚の筋肉にもスイッチが入る。短い門前の商店街を抜けると2百数十段の石段が待ち構えている。迂回路もあるが、Aリーダーはあくまでも挑戦を選んだ。8:50、武蔵御嶽神社へ到着、それぞれに登山の安全を祈願する。

いったん、長尾平へ下り、次に、奥の院をめざし、ゆるゆると登っていく。ときどき、1人から数人の登山者とすれ違う。9:26、奥の院到着。さらに20分後には鍋割山へ至る。やや下った、ロックガーデン方面などへの分岐の手前では、道の傍らに一輪のカタクリの花を見ることができた。その後、大岳山へ近づくにつれて登り調子となる。梯子や鎖の箇所がいくつか出てきたが、危険度は高くない。

10:58、大岳山山頂に着く。20人以上が先着しており、さらに次々と、御岳方面、奥多摩方面から上がってきていた。さすが、奥多摩三名山というべきか?!雲のために富士山は見えないようだが、すぐ右隣には御前山が控えている。思い思いに昼食を摂る。陽はちょうど、大きな雲の切れ間にあり、日差しが温かい。靴も靴下も脱いで陽を浴びているBさんの足も心地よげだ。少し早く着いた分、ゆっくりと休憩を取った。

11:45、下山開始。尾根沿いの明るい道が続き、適度な風もあって、1時間くらい、気持ちよく歩く。鋸山の手前にも鎖場などがいくつかあったが、これも問題はない。少し前から雲が広がり、陽は隠れてしまった。12:58、鋸山に着き、小休止。鋸というほどの登り下りはないね~などとおしゃべりして天狗の機嫌を損ねたか、急に、冷たい強めの風が吹き出してきて、気温が一気に4~5度も下がる。Tシャツ1枚で歩いていたDさんも、慌てて、1枚、重ねている。15時頃には雨が降るかもという予報も思い出し、帰りを急ぎ出した矢先、雨がぽつぽつ、落ちてきた。ひどくなる前にと合羽をつけたが、さいわい、雨はまもなく止んだ。
コース最終盤の愛宕神社では山ツツジが、数本、咲き始めていた。ここまではよかったが、奥多摩の町へと下りるには、180段の急勾配の傷んだ石段を下りなければならなかった。脹脛の痛みに耐えながら、必死で脚を運んでいたのは、わたしだけだったろうか? 15:15、無事、下山。
帰路沢井で途中下車し澤ノ井で反省会を持った。利き酒と暖かな日差しを浴びながらの4合瓶で虹色の景色を楽しんだ。

ケーブル御岳駅広場で、懐かしい。60年ほど前に来た。
御岳神社、きれいなお社だ。
天狗の腰掛とか言われる大杉。
鍋割山、形が鍋に似てるのか、丹沢にもある。
大岳山、山頂は実に良い景色、人々も多い。
愛宕神社の石段、この3倍ぐらいある。
澤ノ井で。
沢井駅、虹色の景色に浸る3人。