ハイキングレスキュー講習で使う道具の紹介
都岳連ハイキングレスキュー講習会でも使う道具の紹介
1、ロープ、太さ7~8mm、長さ10m
荷重が掛かる場所や支点に使うには1000kg、10KNが目安。
7mmは、おおよそ32g/m、荷重9.8KN、
8mmは、おおよそ47g/m、荷重12.8KN、
私が持っている物は8mmで40g/m、荷重11.4KN、
10mで約400gのエーデルワイス製、
カモシカ山荘で買いました2500円弱です。
アマゾンでは同等品を1000円程度で入手できる。
クライミング向けダイナミックロープ(伸びる)では無い、
補助用ロープでもOK、強度が保証されている物を選ぶ。
2、カラビナ/環付カラビナ
最近の物は設計が変わって軽量化されており、
古いものは買い替えするべき有力候補です。
あんまり小型の物は使いにくいので縦90mm程度が普通。
使用するロープよりは強度がある物、20KN以上を目安。
環付きは半マストで使いやすいHMS形状の物がおすすめ。
軽量カラビナ:
roc'teryx ライトテック(22-7-7KN)28gを2個
864円x2個(アマゾン)
軽量環付きカラビナ:
roc'teryx デコミニスクリュー(20-7-6KN)42g
1253円(アマゾン)
3つ合計で98g、
ちなみに15年前に買った物は204gでしたので、
50%以上の軽量化が進んでいます。
3、スリング
簡易ハーネス、セルフビレイ、支点構築で3本必要、
長150、短60の2種、長は短を兼ねる。
完成品のソウンスリングがベスト、
持ち歩くならダイニーマ製が軽い。(松木談)
5-6mmの細引きで作ってもいい。
5mmは19g/m、荷重500kg、
6mmは23g/m、荷重720kg、
6mmの場合、150で70gx2本、60で35gの程度で合計175g。
私が持っている3本は、6mmで作りました。
60で35g、120で58g、180で82gの合計175g。
結び目作るのに、片側15cmずつ必要になります。
60スリングを作る場合、
0.6mx2(折り返し)+0.15mx2(両側に結び目)=1.5m
1.5mx23g=34.5g 計算すると大体合ってます。