・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

マムシ岳

2016/10/10(月)
報告者
森多
山域
西上州
ジャンル
バリエーションハイキング
天候
行程

仙川→西調布→比留間宅5:00→所沢IC→下仁田IC→キリンテ登山口7:30⇒大岩の頭8:40⇒マムシ岳9:05⇒マムシノコル10:10⇒ゲンナイ登山口11:20⇒キリンテ登山口12:00→往路を帰京

報告

西上州の山は岩峰が多く、妙義や両神は良く知られているが、南牧(なんもく)村や上野村にも小粒でもピリリと辛い(低)山が沢山ある。その中でも今まで歩いた赤岩尾根や天丸山北陵や大山北尾根、そして今回のマムシ岳などは、破線とはいえルーファイ必要な藪岩のバリエーションで、ルート上に明記なども少ない。私などが簡単には行けないのだが、嬉しいことに藪岩バリ好きメンバーが集まり、一つ一つ潰して歩いている最中である。岩稜歩きでもなく、特に素晴らしい展望があるわけでなく、山座同定も難しい。生い茂った草木を掻き分け岩場を乗り越え、ちょっとすればルートを間違え引き返し、時には懸垂下降も必要となり、地図やルート図やコンパスを見ながらあーでもない、こーでもないと言いながら歩く。何が面白いのか分からないが、楽しい自分がいる。今回はHご夫妻計画での山行である。
マムシ岳へのルートは現在4本ある。今回はキリンテ登山口→ゲンナイ登山口周回(両路駐・WC無)を歩いた。以前は要ロープだったが、マムシ岳までは危険要所にはトラロープが設置されていて使用しなかった。しかしマムシ岳以降はロープの設置は殆どないので要注意。またマムシ岳までは迷う事は無い尾根だが、以降はでルート取りを間違えたり支尾根に行かないように。今回はスムーズに歩け、コースタイムよりかなり早く下山できた。最近昭文社の西上州の地図に、実線破線ルートが増えてきた。とはいえまだまだ歩く人は少ないようだ。今回も誰にも会わなかった。ちなみにこの周辺は北沢シオジ原生林として、天然記念物に指定されているらしく、上野村でも遊歩道等整備して観光にと頑張っている様子だ。

キリンテ登山口 標柱有 崩れそうな橋を渡る
キリンテの尾根に出る  
緩やかだった尾根が厳しくなる
休憩場所に熊の糞(他所にも有!)
大岩の頭手前のこれぞ藪岩の登り
標識ないので(大岩の頭)の標石で
マムシ岳手前の岩 ロープ出そうか 
設置ロープあったが 使わぬぞ
マムシ岳細長い山頂 山頂プレート見つからず
藪岩のトラバースはいやらしい
ピーク直登カッコいい
ミニゴジラの背みたい
これ松の木の根です 太い!
妙義が見えた…しかよく分からない
シオジの森の看板 この先は遊歩道だ
ゲンナイ登山口 この後40分車道歩き