・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

焼岳~西穂~奥穂(その1)

2016/09/24(土)〜09/26(月)
報告者
三浦
山域
北アルプス
ジャンル
岩稜縦走
天候
24日:曇り
行程

沢渡5:50-焼岳登山口(新中の湯)6:20~焼岳8:55~焼岳小屋10:05~西穂山荘13:15

報告

25日、沢渡駐車場からタクシーで、焼山登山口に着く。登山口には、十台以上の車が止まっている。中の湯ルートは2013年、落石事故のため通行禁止の為、新中の湯ルートで頂上を目指す。
始めは急登、樹林帯を登る。風も心地よく順調に進む。中の湯ルートとの合流地点に出ると、視界が開け焼岳南峰が見えてくる。“ナナカマド”などの木々も色づき始めている。途中2Pから3Pの人とすれ違う。北峰と南峰の間のコルを目指しジグザグに登る。コルに到着すると、火口湖を覗き込む事が出来、又噴煙をあげている北峰が見えてくる。硫黄の臭いが鼻をつく。そこから北峰をトラバースし、岩場を登ると焼岳山頂に到着る。山頂は、大勢の人で賑わっていた。少し休憩をし、焼岳山荘へ向かう。下山を始めると、遠くに緑色の屋根(焼岳山荘)が見える。そこから、はるか彼方に赤い屋根(西穂山荘)が見える。先は長いなぁと改めて実感する。
焼岳山荘へ向かう途中、ほぼ同じコースを行く男性と出会った。男性は小屋泊ではあるが“一緒の行動になるんだなぁ”と思いつつ先に行ってもらった。
焼岳山行へ到着。山荘も上高地から来た人で賑わっていた。しかし、そこから西穂山荘まで行く人は殆どいない。ここから3時間以上の樹林帯が続き、更に台風の影響か、水溜まり、ドロドロの悪路となる。途中、3人Pの人達と、抜きつ抜かれつの行動となる。休憩をあまりとらなかったせいか、2時間半程で西穂山荘へ到着する。山荘はまたまた大勢の人。テント場は狭く、私たちがラスト1張りの状態であった。後から来た人はヘリポートに張っていた。この頃から時折雨がパラついて来る。疲れた体にたんまりのビールとつまみで乾杯をする。夜中、時折弱い雨が降っていた。

焼岳登山口(新中の湯)
焼岳
焼岳北峰
焼岳山頂
噴煙を上げる北峰
たくさんの人が下ってくる
西穂高岳が見えた
西穂山荘のテント場
西穂山荘