・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

ロープワーク講習

2016/09/22(木)
報告者
松木コーチ、橋本
山域
インドア(ストーンマジック:神奈川 淵野辺)
ジャンル
インドア・ロープワーク講習
天候
行程

(横浜線)淵野辺駅集合:1030→(徒歩)セブンでお昼ごはん買い出し→ストマジ:1100/1600→橋本駅前へ移動)反省会:1700/1900→(カフェへ移動)コーヒーとケーキでまったり→2000:隊長希望でHS除く全員で橋本駅前のラーメン屋へ

報告

HSにとって初めてのインドア体験。アルパインとは異なる環境に期待が膨らみます。 最初に驚いたのは、皆さん、リュックを持ちバリバリの山姿で来たこと。HSは、電車+街中の格好で一人だけ浮いた存在になってました。

さぁインドアクライミングの開始。まずはトップロープにて、フリークライミングの感覚に慣れます。結構イケるじゃん、と思って自由に登っていると、アッと言う間に指と腕が疲れてしまいます。 力任せに登っていると直ぐに限界になってしまいます。

一通り慣れたところで、本題のYKコーチの講習開始。
①最初は、リードの実践とビレイ。
②後半はマルチピッチにおけるロープワーク。

→①リードで登る時、ランニングを取ります。その際、クイックドローに自分のロープを掛けるのですが、壁に張り付いた状態、および、片手での操作に手間取ります。ロープを掛ける向きを間違え、それ以上登れなくなった経験もしました。 また、ビレイヤーにおいては、ロープを送るタイミングと落ちた時の対処(ロープ遊び分の落下)を見極めて瞬時に判断しなければいけないことを学びました。
→②マルチッチロープワークにおいては、1)トップとセカンドのコールの仕方、2)クローブヒッチによるセルフビレイ、3)ATCガイド・ルベルソでのセカンドのビレイを学びました。
→③また、本講習前、途中においても、1)ロープの特性、マナー、2)ディジーチェーンの危険性、3)ボルトの種類と支点の構築、等も教えてもらいました。

今回、講習してもらったことは実践で使える重要なものばかり。この貴重なご指導を忘れることなく、家での練習、本番での実践に役立てたいと思います。

*YKコーチ、事前準備、的確なご指導ありがとうございました。機会あれば、また、よろしくお願いします。

 高精細な写真は、下記Googlフォトにアップしました。必要な方は参照ください。
 https://goo.gl/photos/VgagGn3Bed58rLtM9

●デイジーチェーンの誤った使い方に付いて リンク 
ビッグウォールクライミングでエイダーと組み合わせ、クライマーとプロテクションとの間隔を調節をする目的で作られたデイジーチェーン。最近ではマルチピッチクライミングでのセルフビレイとして使われることが多いようです。セルフビレイのバックアップに用いることは間違いではありませんが、誤った使い方をすると思わぬ事故につながります。
http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_91.html
http://climbclimb.blog.so-net.ne.jp/2011-04-09

おこちゃまが多く混んでいました
リードをするためにはまずはクイックドローのクリップの方法から学びます
隊長、疑似リード。壁は少し被っているので厳しいです。
疑似リードを疑似ビレイ。ロープの送り出しが遅れるとクライマーが焦ります。これはインドアでも外岩でもアルパインでも同じ。
ボルト間隔が短いのでZクリップに気をつけて登ります。ストマジは高さが無いので下部でのたぐり落ちは即グランドフォールとなります。
次のミッションはマルチピッチのロープワークです。支点を作ります。
いやいや、そうじゃなくて、こう・・
講習ばかりじゃあきるので、最後はトップロープでクライミング
前傾壁の攻略法を伝授
Rさん5.8初リードでオンサイト。オメデトウ!でもクリップはもっともっと練習しないとね。