戸隠山
8/5(金)20:30調布西友横集合 → 25:00道の駅 車中泊
8/6(土)6:00道の駅発→戸隠神社駐車場→6:40戸隠神社奥社→8:10百軒長屋→蟻の塔渡り→剣の刃渡り
→10:30八方睨み→10:45/11:00戸隠山→11:45九頭龍山→13:15一不動避難小屋→14:30戸隠牧場
連日酷暑の真っ只中、緊張と強い日差しで、まさに絞れる程の汗をかいた山行でした。
戸隠牧場の激美味ソフトクリーム、オートキャンプ場の緑と涼が無かったら、
”修験僧の山”で終わっていたかと思います。
大ベテランSさんの「怖いと思うから怖いんだ」というアドバイス?さえも、禅問答のように聞こえてしまいました。
煩悩を捨てることはできませんが、懸垂下降、クライムダウン、これらに慣れた暁には、
是非また挑戦したい山です。
【コース特徴】
①登山入り口~尾根に上がるまで、かなりの急登が約30分程度続く。この時点で汗だく。
②五十間長屋、百間長屋、息を整えることに丁度良いほぼ平坦。
戸隠神社の杜の深さと周囲の岩壁、高妻山等も見渡せます。
③右上岩壁に小さな祠がある箇所有り。ほぼ垂直かと思われる岩壁、祠まで行けばご利益大?!
④祠を過ぎた辺りから、鎖が長短連続する核心部Ver1に入ります。
鎖が無くても岩がしっかりしているので、三点確保でなんとかなる箇所もありましたが、暑さと過重(!)でフーラフラ。
⑤そんなこんなで幅20cm、左右スパッと切れ落ちている「蟻の塔渡り」に着いた頃は、
当初の「這ってでも渡ろう」といった戦意は何処へやら。
一段下がって、鎖を掴みながら通過しましたが、この鎖場も結構ビビりました。
⑥八方睨み、戸隠山頂、九龍山、一不動避難小屋迄は危険な箇所も無いですが、アップダウンを地味ィに2時間強繰り返し、
精神の修行道♪といったところでしょうか。
⑦さぁ、いよいよ最後の鎖・荒行が待っています。避難小屋前の沢に入ります。大きな一枚岩を鎖を頼りに10メートル位
トラバース、次は鎖を頼りに10m位直下降、最初の足の置き場が見つからず焦りました。滑滝にも鎖場2ヶ所、
遅咲きの青い紫陽花が見えた辺りから、牧場へのなだらかな山道になり、やっと緊張がほぐれました。