大無間山
16(土)分倍河原12:00~国立府中IC~新静岡IC~井川湖田代てしゃまんくの里(登山口下見)17:00~白樺荘泊17:30
17(日)白樺荘3:30~てしゃまんくの里P4:00→小無間小屋7:15→鋸歯→小無間山10:00→大無間山12:00→小無間山14:00→小無間小屋16:00→てしゃまんくの里P18:00~田代温泉~新静岡IC~東京 歩行時間約11:50、休憩約2:10
大無間山は南ア南部を歩いていると、南方面に東西に大きく横たわって見え、気になる山だ。鋸歯一部の崩壊が進み、いつか早めに挑戦しようと話していた計画が、現実のものとなった。日帰りで久し振りの長丁場に挑む事にした。早朝発と身体温存を考え、安くて綺麗な白樺荘に前泊した。
てしゃまんくの里Pに駐車(10台位、トイレ有)、5分先の湧水のある鳥居を入り、林道を横切り少し進むと、登山ポストのある登山口となる。檜や杉の造林帯の中やがて雷段で尾根に乗る。ここでリーダーHさんがヒルにやられた。鹿対策に杉の幹に青テープが巻きつけられている。そうか、初ヒルのMは生きた心地がしない。朝食を取るのも忘れ、小無間小屋まで歩いてしまった。小屋は思ったよりは居心地は良さそう。テントも張れる。西側少し開けた所から大無間山が望めた。ここから小無間山までが核心部で、鋸歯(尾根)と呼ばれるP3P2P1のアップダウンと、P1から先の崩壊地がさらに通過を厳しくしている。細いトラロープが数本かかっていた。急登1時間位かかり、小無間山に着きホッとする。ここから大無間山まではイワカガミが広がるなだらかな道が続く。イワカガミの群落が非常に多い山である。山頂手前位からガスがかかってきた為、展望地からの南アルプスは望めなかった。大無間山は木々に囲まれた広々とした山頂である。小休止後気を引き締めて下山にかかる。小無間山からの鋸歯の下りは、足場も悪くもろく崩れるため慎重に歩き、予定より30分程多くかかった。実の所、崩壊少ない2006版(今回)と最近の昭文社の地図とでは、同所のタイムが30分、全体では1時間以上も差があった。残りのアップダウンにあえぎやっと小無間小屋に到着。あとは単調な下りのみ。しかしそれが長かった。登山口の水場に着くと3人思う存分水を飲んだ。美味しい水だった。長丁場の行程も呼吸乱れないようゆっくりと歩き、定期的に休む基本を守れば、身体に不調もおきずに下山でき、翌日にも響かないと再確認できた。歩き切った事に満足した山行でした。リーダーHさん、疲れている中運転ありがとうございました。