鍋割山・塔ノ岳
7:45二俣P着→8:00歩行開始→9:10後沢乗越→10:30鍋割山着/(休憩)11:15発→11:45小丸尾根分岐→12:15金冷やし
→12:35塔ノ岳着/(休憩)13:30発→14:00小丸尾根分岐→16:10二俣P戻り (行動時間8時間10分 ※休憩時間120分含)
ラッキーなことに二俣手前で駐車ができ、大倉から西山林道の約1時間を短縮して出発。前日までの晴れマークとは異なり、曇り空で湿気がやや高い。歩き始めて間もなく、リーダーが野生の黄イチゴをおもむろにパクリ。皆も連られてパクリ。私は初めての経験。なんだか楽しくなりそうだ。味はほんの少し酸っぱかった。
「ヒルに注意」の看板とヒル退治の塩の前を過ぎ、沢の音が切れたところで、後沢乗越への登りが始まる。歩きやすい道だ。後沢乗越から鍋割山迄も整備された道だが、上り道に汗をかく。大荷物を背負ったベテラン風の歩荷さんや若者に抜かれながらも、西側に見え隠れするだいぶ雪が解けた富士山を眺める。900m位からオレンジや濃いピンクのつつじ、白い花アセビ、新緑より一段と濃く煙った緑を堪能しつつ、鍋割山到着。「お昼にはまだ早いかなぁ」と言いながらも、リーダーとKさんは名物・鍋割うどん初体験。
少し早い長めのランチ休憩を取った後は、塔の岳へ出発。いきなり鍋割山稜の緑のトンネルの中を歩く。何千、何万種の植物が織りなす緑のグラデーション。女性陣はイチイチ「キレー、キレー」と声をあげ、男性陣にはうるさかっただろうな。「たまに静かになる時は、上りの時」とはリーダーの弁。毎回、山の美しい風景に出会う度に、絵が描けたらどんなに良いだろと思う。
金冷やし辺りから人が増えてきて、人気の山・塔の岳山頂はいつもの如く人が多いが、ここで長めのお茶タイムとなる。
が、出発時間間際になってもリーダーの姿が見えない。リーダー消えたか?と、言っていたところに、水を持ってリーダー登場。なんと、小屋下300mの水場まで水を取りに行っていたとのこと。皆でお礼を言ったもののそのまま甘えて、リーダーがふるまってくれた抹茶オレとリンゴをいただく。美味しいっ!
復路は一旦来た道を小丸尾根分岐まで戻る。逆から歩くと、行きとはまた違った風景に感じるのも面白い。小丸尾根は、塔の岳山頂とは異なり、いつもの如く人が少ない静かな尾根だ。それまでの庭園のような様相とは異なり、ブナの中をひたすら下る。やっと、川が出てきたところで、短い木橋を2回渡り、二俣着。日の長さと、丹沢の緑の素晴らしさを改めて感じた一日だった。
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