森吉山
阿仁スキー場ゴンドラ→1308峰→森吉山避難小屋(撤退)
2/20早割75で大館能代空港へ、乗合タクシーで阿仁合駅へ3000円/人、秋田内陸鉄道で阿仁マタギ駅へ570円、阿仁マタギの湯泊、今年は例年の1/3の積雪だそうです。
熊谷達也著「邂逅の森」を読んでどうしても行ってみたかったマタギの世界、熊の敷物や剥製がいたるところにある。マタギ資料館も日本の熊狩りの歴史を残す数少ない施設。温泉は薄茶色でしょっぱい。
2/21麓では小雨、阿仁合へ戻り、タクシーで阿仁スキー場へ向かう。タクシー会社からゴンドラ前売りチケットを入手1400円。今日は森吉山に遭難者の捜索が入っているとの情報を得る。スキー場では雪、駐車場には警察車両、ゴンドラはゆっくり動き、山頂駅まで20分ほど掛かる。装備を付けて山に入るが、吹雪でガスが濃く視界不良、樹氷も無く青々した木々が見えていて残念。捜索隊が作った踏み跡をたどって行くが吹雪いているのですぐに埋まりトレース不明、所々に赤布を立ててあるが次の赤布が見えない、GPSにポイント登録しながら進む。避難小屋下の開けた斜面で捜索隊にすれ違う、総勢30名ほどの警察消防オレンジ軍団、今日は荒れていて避難小屋までにするように言われる。避難小屋は高床2階建てだが積雪で下は埋まっているので2階部分に直接入る、小屋は広くて綺麗、灯油ストーブ3台常備。しばらく小屋で遊んでの帰路なんと赤布が回収されている、トレースも分からなくなってくる、視界は10mも無い。1308峰の付近で道を失う、次のポイントまでGPSに頼って直線で進むが視界が無いので行きには通らなかった窪地を横切ることになった。すぐにトレースが見つかりゴンドラ駅まで戻ると黄黒ジャケットの警察救助隊が大勢休憩中、僕のジャケットも黄黒でおそろいなので混ざると変な感じ。途中撤退したので時間はたっぷりあって、ゴンドラ麓駅で迎えが来る16時まで飲んで食べてました。
日本3大樹氷、花の名山「森吉山」また行きたいです。