・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

大岳山

2016/01/31(日)
報告者
三浦
山域
ジャンル
雪山ハイキング
天候
晴れ
行程

稲田堤6:21-立川6:43/6:58-武蔵五日市7:34/7:39-千足8:05-つづら岩10:00-大岳山12:00/13:00-鋸山15:00-奥多摩駅17:30

報告

千足のバス停で、つづら岩に岩登りをするパーティ8名が一緒に降りる。林道を歩き直ぐに天狗滝~綾滝に着く。途中から木の枝が凍った雨氷の溶けた水が落ちてくるので、ここでザックカバーをし雨具(上着)を着る。この辺りから急登が続く。つづら岩からガチガチに凍った岩場が続くためアイゼンを装着する。トレースは殆どついておらず、一歩一歩慎重に歩く。富士見台でしばし休憩、大岳山を望む。そこから急登ではないが、雨のような雨氷が降ってきて体力を消耗する。大岳神社の辺りからトレースはついていたが、雨氷の氷がトレースを埋め着くし、雨氷を掻き分けながら急登を登る。山頂に着くと周りはガスって展望は殆ど見えなかった。濡れない場所を見つけ、味噌鍋、ビール、熱燗を頂く。冷えた体に温かい鍋、熱燗は身に染みて美味しかった。下山しはじめ、少しした所で道を間違えるなど、ハプニングはあったが、何とか鋸山にたどり着く。そこから鋸尾根を小さいアップダウンを繰り返しながら、時折鉄の梯子を渡り下って行く。そろそろ夕日も落ちて来ている。急ぎ足で愛宕山を登り天聖神社、五重塔を横切り、細かく急で長い階段を慎重に下り、杉林を過ぎやっと車道が目の前にとびだす。何とか日の入りまでには間に合いほっとした。
今回の山行は本来ならば天気も安定し、暖かく快適に雪山が堪能出来ると想像していたのだが、思いもよらず雨氷に悩まされた。体が冷え、体力も消耗し、下山時もかなり時間がかかってしまった。しかし、この時期ならではの貴重な体験が出来て良かった。2016年1月。私にとって奥多摩の山々を堪能出来て、楽しい思い出となった。

天狗滝
綾滝
大岳山を望む
雨氷が綺麗
大岳神社
鳥居
雨氷が溶けた氷
大岳山山頂
もう一枚
鋸山
天聖神社
五重塔