・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

大菩薩嶺富士見新道

2015/12/12(土)
報告者
森(多)
山域
大菩薩
ジャンル
ハイキング
天候
曇りのち晴れ
行程

調布6:30~大月IC~上日川峠8:30…富士見新道入口9:25…稜線10:30…大菩薩嶺10:50/11:15…2000m地点(看板)11:30…富士見新道入口(富士見山荘)12:30/40…上日川峠13:10~大月IC~調布

報告

土曜日にどこかに行きたい話が一致し、Mが行きたかった富士見新道にお付き合いいただきました。Y先輩に、簡単なバリエーションはネットとかGPSを利用しないで行くのも勉強です、とのアドバイスのもと歩きました。
富士見新道は富士見山荘の横の看板から入ります。2回ほど沢をまたぎ、そのまま涸沢の不明瞭な道を進むと、右に避難小屋に抜けるであろうわずかな踏み跡を分け、そのうちに広い河原に出ます。ここで左側に思いの外数テープが見え、まさかバリルートにこんな赤テープがあるなんて、唐松尾根に導かれてしまうのではと思い込み、かすかな踏み跡があるまっすぐなルートを進んでしまいました。下山時に確認すると、5分位の河原歩きで取り付きに出る事が判明しました。間違えたルートは暫くしてから気付き、左にトラバース気味に歩いて岩稜の尾根に出るべく進みました。が、たどり着く前に稜線手前の草付きになり、神部岩の少し大菩薩峠側の稜線に出てしまいました。しかしこれが本当のバリルートのようで楽しく、鹿になった気分(Y語録)で歩けました。(負け惜しみの強い2人です)大菩薩嶺で昼食後、2000m標識点から注意書きを読んで富士見新道を下ります。登りたかった大きな岩はクライムダウンは怖いので、基部まで巻いてクライミング。あとは落石を起こしそうなガレ場や岩を下り、あっという間に間違えた河原に出ました。歩き足りないので登り返そうかなとも考えましたが(M)、帰路中に違う山のバリルートの取り付き口を車で確認しようと話がまとまり、早々下山しました。富士見山荘でやっと綺麗な富士山が見れました。
正ルートをとれず大きな事を言えませんが、時間のない時にちょこっと岩場も楽しめる、初心者向けの半バリルートかなと思いました。

富士見山荘前、富士見新道入口
読めない標識?
不明瞭な道を進む
色が落ちたテープがあったりする
草付きの斜面から稜線に出る
大菩薩嶺で一休み
この標識が富士見新道口の目印
この看板を見て下る
折角なので基部まで巻き下り、登り返す
この頃から晴天に、南アが見える
岩下りよりガレ場の落石が怖い
下るより登りの方が楽ですね
ルート上には案外テープがある
意味が分からなかったロープ
河原のガレ場からの取り付き地点
中間地点の広い河原