木曽駒ヶ岳
12月5日
調布6:30=中央道駒ヶ根インタチェンジ=菅の台バスセンター=しらび平駒ケ岳ロープウェー=千畳敷駅11時過ぎ着 12:45~16:10千畳敷周辺で雪上訓練 千畳敷ホテル泊
12月6日
千畳敷ホテル6:40ー乗越浄土8:20―中岳8:40―木曽駒ケ岳9:10/9:20ー乗越浄土10:05 11:00~12:00雪上訓練 千畳敷ホテル12:35
千畳敷駅12:55―しらび平―管の台=駒ヶ根インターチェンジ=調布
今年は雪不足で訓練ができるか危ぶまれましたが、我々の願いが通じたのか直前の大雪で千畳敷はフカフカ状態。その下には雪が雨で凍ったのでしょう、蒼い氷の層がありました。
人は落ちると、驚いて動転してしまうのか運命に従順になるのか、何も抵抗しないで滑っていくそうです。とにかく止まろうと行動する。その心構えから教わりました。ピッケルがなくても手足を使って根性で止まる。ピッケルがあれば効果的な停止姿勢にすぐにもっていく。訓練は統率のとれた体育の授業みたいでした。Y先生の笛を合図に次から次へと生徒が斜面に飛び込んで行きます。次にピッと鳴ると体を返して滑落停止に移ります。二日にわたって滑落停止のアクションを何度も繰り返し、体にしみ込ませました。
二日目の朝は好天。風は強いけれど木曽駒ヶ岳をピストンするのに十分なコンディションです。南アルプスを背後に、前日のトレースを利用し、まずまずのペースで乗越まで登ることができました。その後は風が強さを増すなか、バリバリに固い表面の雪上を行軍。御嶽山を近くに眺め、駒ヶ岳山頂からは北アルプスの山々を展望し、雪山山行の楽しみをたっぷり味わいました。
なお、タイミングよく千畳敷ホテルの冬期プランを使うことができ、往復のロープウェイとバスが付いて1泊2食で9800円。夕食は豚汁定食でしたが、普通の山小屋と比べれば十分なものでした。
Y先生、Hさん、皆さん、お疲れ様でした。
※もっとたくさんの写真と、訓練の動画が四季メールで案内した場所にあります。