・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

霞沢岳

2015/07/31(金)〜08/01(土)
報告者
河村
山域
北アルプス
ジャンル
夏山
天候
晴れ
行程

7/31 上高地9:10…白沢出合10:10…徳本峠12:30
8/1 徳本峠4:00…ジャンクションピーク5:00…K1ピーク7:30/7:40…霞沢岳8:20/9:10…ジャンクションピーク12:00…徳本峠12:40/13:30…上高地15:45

報告

穂高連峰の眺望のすばらしさから、200名山ながら最近じわじわと人気のでてきた霞沢岳。穂高連峰を制覇したMさん、Tさん、これから挑戦したいkの女性3人で、これまでの、そしてこれからの山行への想いを胸に抱きながら行ってきました。
7/31 今回は、徳本峠でテント泊のため、有に10kgを超える荷物。暑さも加わってすでに流れる汗が止まりません。明神館でしっかりと水分補給を行い、いよいよ徳本峠へ。さわやかな沢音を聞きながら徐々に高度があがっていきますが、色とりどりの花に癒されていつの間にか、最後の水場に到着です。新たに加わった+2㎏の水は、ずっしりと肩にくいこんで8月に予定しているテント泊縦走への不安が…徳本峠へ到着!休憩時間も含めコースタイムで登ってこれたのでやれやれです。のどの渇きを潤す前に、まずはテント設営!ベテランのMさんの指導であっという間に完了!テント内での荷物管理等々、経験から培ったノウハウは、本当に勉強になります。待ちに待った冷たいビールで乾杯!そして、日本、インド、タイの多国籍料理が並び、ワイン、Tさん手作りのびわ酒で大宴会に♪
8/1 4時出発。30分ほどして、日の出に。刻々と空が明るくなり南アルプスがオレンジ色に染まる姿は、言葉にならない美しさ。急坂を切り返しながら登るとジャンクションピークに。少し下った小湿地で朝食をとり、K1へ。キヌガサソウの群落を抜け、ハクサンフウロ、クルマユリの花畑を見ながら登っていくと、唯一の危険個所が。大きく崖が切れ落ちているところを迂回して進みますが、来年は??と心配になるくらいの崩落です。急登をのぼりきるとK1ピークに。振り返ると堂々たる穂高連峰、そしてたおやかな笠ヶ岳が目前にあらわれます。澄み切った空の下には、たくさんの峰々が~ここまでくれば、霞沢岳はもうすぐです。これは、ミヤマキンバイ、ウサギギク、あれは、ハクサンイチゲとTさんに花の名前を教えてもらううちに霞沢岳に到着!
台風等の撤退で今回が三度目の正直となったTさん!!感慨無量です。抜けるような青空と360°の大パノラマ!目の前にそびえる穂高連峰、雲海に浮かぶ南アルプスの峰々、乗鞍岳に御嶽山。今までの山行に思いをはせながら50分の大休憩も短いくらい。ここに泊まりたいね~といいながら下山を開始。穂高連峰を見ながらの下山は、贅沢の一語につきます。徳本峠に戻り、テントを撤収、上高地に到着。沢渡バスターミナルの温泉で汗を流し、おそばを食べて帰宅。お天気に恵まれ、素晴らしい眺望とたくさんの花々と出会えた本当に楽しい山行でした。

念願の霞沢岳行き、スタートです。
最後の給水です。
徳本峠に到着!
和・タイ・インド料理、そしてビワ酒で乾杯~
朝焼けに浮かぶ南アルプス!
振り返ると、穂高連峰!
そして、笠ヶ岳
前穂、奥穂に西穂!歩いたね~
虫取りスミレ!珍しい!
K2から、霞沢岳山頂。もう少しだ~
霞沢岳!やった~
目の前の堂々たる穂高連峰に大満足です。
そして乗鞍岳
色とりどりの花の咲き乱れる道を戻ります。
花畑が続きます。
ジャンクションピークまでが暑かった~