羅臼岳、斜里岳、雄阿寒岳
羽田→女満別→岩尾別温泉泊
岩尾別温泉→羅臼岳→岩尾別温泉→清里緑清荘泊
清里緑清荘→清岳荘→斜里岳→清岳荘→オンネトー野中温泉泊
野中温泉→滝口登山口→雄阿寒岳→滝口登山口→女満別→羽田
ツアー登山に参加して道東三山に行ってきました。
毎日新聞旅行が主催する登山ツアーで、参加22名、添乗員2名、ガイド1名と3名が同行、大型バス貸し切りの大名旅行でした。
初日は移動日、女満別から湿性花園、オシンコシンの滝を見学して、岩尾別温泉泊、3段流れの混浴露天風呂、日本秘湯の会。
2日目、5時発で羅臼岳へ向かう道中は鹿の声が響き、リスが動き回り、所々にヒグマの糞がある中を進む。時々列が止まるがガイドが前方にヒグマを見つけるそうだ。羅臼平では目の前にヒグマが現れて写真を撮りまくる。ここから頂上までは30分の岩場が続く、狭い頂上で写真撮影、北方領土がすぐ近い。
3日目、宿を5時発で清岳荘から5:45分歩きだす。しばらく林道を行くと川沿いに出て渡渉を繰り返しながら高度を上げていく。ほとんどは綺麗なナメ滝だが脇をまいて登る。源頭部でも道は綺麗なままで奥多摩の沢とは違います。水が涸れると30分で馬の背、30分で山頂。この日は雲が多くて下界は見えません、遠くに雲海の向こうに昨日登った羅臼の山頂が見えてました。
4日目、5時に宿を出発、雌阿寒は宿裏から登るのですが、雄阿寒は滝口登山口までバスで移動。6時に阿寒湖から歩きだし太郎湖次郎湖を越えると3合目から急登の始まり、ゆっくり登り5合目になったら急に緩やかになるハイ松の緩い傾斜を進んでいくとすぐに山頂。
初めてツアー登山に参加しましたが、全く予約、準備、事前調査をしなくても山に登れますし温泉宿で快適に過ごせますからツアーが人気なのも分かります。一方、予想していたことですが、見ず知らずの人ばかりなのでお互いに遠慮があったり、声が大きい人の主張が通る所があって、団体というよりも個人の寄せ集めでした。その点、四季山岳会は間違いなく”山岳会”だということを認識しました。