前川大滝沢
7/11 8:00調布~東北道~福島飯坂IC~滑川温泉13:00~着後姥湯温泉
7/12 滑川温泉7:30~入渓7:40~大滝9:00~遡行終了点14:45/15:00~滑川温泉16:30/17:30~峠駅の力餅~福島飯坂IC~調布22:30
梅雨の不安定な天気予報から山行日和の晴天となり、日本列島の猛暑の中、快適な沢登りを楽しみました。MとM木は2級の沢、120mの大滝を抱える前川大滝沢に挑戦させてもらい、登攀、ロープワーク、ビレイポイントやビレイなどを確認学び、そしてとうとう恐れていた泳ぎも経験しました。前川大滝沢は解放感のある明るい綺麗な沢で、入渓地点から最後まで様々な滝の連続で楽しませてくれます。入渓直後の15~20mの滝で早速マッシャーと末端8の字で登攀で始まります。ロープにもたつき、「遅い!!」緊張感です。水の透明度も抜群で、広いナメ床では座って遊びました(転がれば良かった)。そして何と言っても120mの大滝のスケールには圧倒されます。真下で滝修行ができますよ。当然大高巻で、緊張するトラバースではロープにヌンチャクを使用しました。その後も延々と綺麗な滝は続き、何ヶ所か泳ぐのかなとドキドキでしたが、へつったり登ったり胸まで浸かったりロープを出したり、今までより難易度の高さを感じました。W師匠曰く「5回に1回は落ちますよ」のへつりでは、シャターチャンスを狙っていたのに残念!華麗な足さばきでした。Mは途中でドボンは嫌なので、覚悟を決めロープに繋がり泳ぎました。ここで初心者の注意点。1、ヘルメットが緩いと前にかぶさり、視界が失われ焦る。2、後ろに引かれているロープが足に巻き付くと、バランスを失い焦る。Mは必死で泳ぐも流れに逆らうのも限界、結局ほぼ引いてもらった感でした。でも確かにザックは浮きました。そして泳いだ後の寒さも十分体験しました。そしてファイントラックアクティブドライの効果は抜群でした。明るく広い沢も終盤は巨岩帯となり、詰めは無く登山道と合わさり遡行終了点となり、登山道1時間半位で滑川温泉に到着しました。最後の方では二人のロープもスムーズになったねと褒められニッコリです。Wリーダー、二人のお世話ありがとうございました。M木さん、ロープの扱いやビレイの事等ありがとう。勉強の必要性を感じたMでした。
おまけ1…一度泊まりたかった滑川温泉、昔ながらの湯治場、夜の檜露天風呂は最高でした。おまけ2…滑川温泉の更に奥の姥湯温泉にも入りました。おまけ3…峠駅の有名な力餅もいただきました。