・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

大日岳

2015/05/30(土)
報告者
日高
山域
北アルプス立山
ジャンル
雪山
天候
晴れ後曇り
行程

称名登山口7時15分~牛ノ首8時20分~大日平山荘付近9時~大日岳山頂11時50分/12時10分~牛ノ首14時10分~登山口14時50分、称名滝展望台往復40分

報告

大日岳は私の最も好きな山の一つです。四季HPへのアップも3回目になりますし、初登頂は40年以上前です。しかし今回は初めての残雪期登頂となりました。
大日平取付きの牛の首までは一か所の雪渓トラバースを除けば夏道でいつもと変わりません。
でも大日平は一面の残雪、これから登る大日岳山頂付近までスッキリ雪原でした。木道はほとんど雪の下で、大日平山荘の手前から左に折れて少しショートカットできました。一旦ザクロ谷への上下ありますが、踏み抜くような危険な所はありません。
その後ひたすら稜線めざして登っていきます。今回は私の他に単独者2名、3人パーティが1組いたのが助かりました。この大雪原を一人で行くには少し寂しい限りです。特にに下山時は一気にガスがかかり、視界不良でしたので。
積雪期は直接山頂アタックです。とにかく上を目指して行けば山頂です。山頂付近だけは雪も無く早乙女岳方面はブッシュでした。
残念ながら山頂での展望はほとんどゼロで、ガスでの視界不良も気になって早々に下山しました。
登山口から15分くらいで称名滝滝壺付近の展望台まで行けます。称名滝は3本あるのですが本滝はそこまで行かないと全貌は望めません。この時期は融雪水を大量に落とし迫力ある光景です。
以前に登った八郎坂からはもっと素晴らしい光景が楽しめると思います。雪道は夏道よりも1.2~1.5倍くらいの体力と時間を要することを実感した今回の山行でした。

大日平入口付近。木道は雪の下。左側は深い谷でスリップは禁物
大日岳を望む。新緑も美しい
大日平の雪原。大日平山荘を望む
これから登る大日カール
中腹より大日平、弥陀ヶ原を望む
薬師岳
山頂(雪なし)
下山時1500mよりの称名滝(本滝は見えない)
下山時1300mよりの称名滝
称名滝(本滝)
称名滝下部