・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

軍刀沢(グンダリ)

2015/05/17(日)〜05/17(日)
報告者
大西
山域
奥多摩・南秋川流域(矢沢軍刀利沢)
ジャンル
沢登り(バリエーション)
天候
晴れ
行程

7:00五日一駅集合 7:10出発~(タクシー)~7:25落合橋~軍刀沢出会い8:20/8:40~遡行開始~
10:20 C5チョックウッド滝~12:00三国峠13:00~醍醐丸~和田峠~14:40陣馬山15:00~16:00陣渓園17:00(有料送迎バス)~17:20藤野駅

報告

今回は女性4名(内3名初めて+2回目)+男性4名の8名パーティーでの沢山行。
ABの2班に分け、また男女ペアでの沢体験マンツーマン研修です。
★沢デビュー4女史のドキドキ感想文を報告書その2に掲載! 必見♪

ぐずついていた天気も朝から晴れ絶好の沢日和♪ 早朝7時には五日市に集合しMさん手配のタクシー2台に分乗し落合橋まで。1人1300円ほど必要だが、時間と距離が稼げ、十分もとが取れます。

落合橋から軍刀沢出会いまでは林道をのんびり新緑、日差し、そよ風を楽しみながら約40分。出会いの入渓地点はちょっとわかりにくいが、ガードレール脇の木に赤テープがあるところ。ここで沢装備を準備。沢靴(足袋)、スパッツ、タイツ、登攀具にヘルメットという出で立ちでいざ出発! そして即入渓。

ザブザブ水の中を歩き出すと初めての女史3人はいきなりの嬌声♪ 沢音に負けない賑やかさ。それでも初めてのフエルト底の靴、濡れながらの遡行の感触を確かめながら山ベテランの4女史は歩くのはすぐになじんでいる様子。4M程度のナメ滝2つは難なくクリアし、続く8M滝は注意してミニクライミング。木々の緑と沢飛沫、日差しがとても気持ちいい。後尾を行くM木女史はここで待っているときに深みでちょっと足を滑らし尻もち。水から守ってきた腰回りアウト!でも沢では当たり前。

続く15Mの大滝は左岸を高巻き。 結構急で固定ロープは一応ある滑りやすく要注意。更に6M程のナメ滝。上部に木が挟まっており、それをホールドに胸に水を浴びながら乗り越える。

要所々では安全のためザイルを使用するが、5Mも離れると声が届かずザイルワークの慣れが必要。ミニゴルジュは右岸水際をトラバース、そのあと休憩。 最後は右岸に残置ハーケンのあるちょっといやらしい6Mほどの滝。M森さん果敢に挑戦、敗退、滝壺にドボン!ケガも無くいい経験できたとの明るい声。さすが。

もうここを抜けると沢筋も細くなり」、水量も減ってくる。そして今度はルートファインディング。細い支流が両岸から流れており、峠に抜けるルートを地図、コンパスで確認。Y氏曰く、沢は総合力(登山、登攀、遡行、地図、体力)が必要。おかげさまで滑りやすい草付交じりの急斜面を登り迷わず三国峠へ。ここで昼食、装備替えの後、陣馬山へ。A氏、M浦女史、早い々! SLついていけず…
 
コースタイムよりかなり早く4時には陣渓園に横着。お疲れ様でした。 *ここで入浴後JR藤野駅へ マイクロバス(有料300円)で送ってもらい楽々到着。楽しい充実した一日でした

落合橋にて 新緑が気持ちいい!
軍刀沢出会いにて徒渉準備完了。皆勇ましい
入渓、すぐに2段の滝 難なく通過
指導のもと、慎重にステップ、フリクションを確かめながら登る
5Mくの字の滝。ザイルを出してシャワークライミング
大好きな沢に笑顔がこぼれる・・・ 顔デカッ!
超ベテランY山氏はさすがの身のこなし
滝を越えたところでザイルをまとめる。手際が大切
左岸を巻いた大滝。なかなかきれい
左岸の巻きルート。高度感あり滑りやすくドキドキ
滑るきつい斜面を登り三国峠に出ました
陣馬山に向けてトレッキング開始
陣馬山山頂で集合写真。某SLはバテ気味