那須朝日岳東南稜
峠の茶屋P 6:26アタック開始---朝日岳山頂09:18
朝日の肩09:50---峠の茶屋P(時間をメモしていなかったので大西さん後で教えてください)
登山指導センター前のポストに登山届けを入れ出発。
「こんな所に高山植物が!?」の看板から登山道を外れます。堤防をふたつ渡り取り付き点に。ここでヘルメット・ハーネス・スリング・カラビナ・確保機を装着。
登り始めはグズグズの岩というか石の絨毯がお出迎え。落とすなと言われてもガラガラと小石が落ちて行きます。ホールドというホールドは全て動き、岩を「掴んで登る」という動作ができず・・・。後からO西さんから「岩をプッシュして登って、足はそーっと置いて」と声がかかり、なるほどそういう登りかここは!と納得。我慢して上って行くと、やや岩も落ち着いてきて一枚岩も見られるようになり、ホッと一安心。ただ、下に落としちゃいかん!という緊張感で心が疲れます。
そんな状況が暫く続き、V字に切れた懸垂箇所に到着。リーダーに促されてセルフビレイを取ると、さっさとリーダーは下りてしまいました。残された弟子たちはじゃんけんで順番を決め(ウソです)ひとりずつ下降。その後の登り返しでは「ここはロープを出しませんから慎重に登ってください」と無情な声が。でも探せばいいホールドはあるもので、あとはザックの重さと戦うだけでした。
最後はリーダーから「サミットは女性に譲りましょう」と紳士なお言葉を頂き、Mさんのルートファインディングで頂上へ。しばしの休憩の後一般登山道で下山しました。途中の雪渓が3カ所あり、ピッケルを出しました。
那須特有の強風もなく、いいお天気(というか暑かった・・)で、初めての岩稜バリエーションを満喫させて頂きました。来年は雪稜を目指すぞ!
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