志賀高原 山スキー(その2:竜王越え)
竜王スキー場・ロープウェイ乗り場10:30=ロープウェイ終点近くの出発点12:15・・・境界点12:20・・・アリの戸渡り12:55・・・小丸山付近13:15・・・小丸山スキー場着14:00=温泉=調布21:00
志賀高原、焼額山の北西方面に竜王山、小丸山へとつながるクラシック・ルートがある。当初計画では竜王スキー場トップから焼額山を往復し、同ルートを降りてくるはずだった。だが、ロープウェイの乗車待ちや、パトロールによる場外滑走の許可確認などに時間を取られ、焼額山は諦めることになった。
標高1800m弱の出発点から少し降り、進入禁止マークのあるネットを越えて場外へ踏み入れる。だが、念を入れてのルート確認に少々時間をかけているうちに、10数人のパーティがどやどやと先行していった。聞けば志賀高原観光協会が主催する焼額山からのツアーだという。そんなわけで道迷いの心配はなくなったけれど、ノントレースの雪面を滑るチャンスを少々逃す形での出発となった。
それでもパウダースノーを存分に味わえたし、尾根を外れて樹木の間を滑れば楽しいツリーランに声を上げた。スキーの初中級者でもここは問題なく楽しめるルートだと思う。難所はただ一つ、アリの戸渡りというV字型のヤセ尾根である。とくに右側はストンと落ちていて、スキーを横に階段下降しツボ足で登り返す安全策を取った。降りるにつれて雪質が変わり、標高1000mくらいから重くなった雪に転んだりしながら隣の小丸山スキー場に到着。連絡路を経て竜王スキー場に戻った。
動画も公開してしまいます↓
http://www.youtube.com/channel/UCd6MWTLurmc9tl6g7VJzkcA
竜王スキー場の大混雑は想定外。大型バスがスノボ初心者団体を乗せて続々到着し、音楽だってガンガン流す。次回はもっと早めに到着したい。前日の熊ノ湯は基礎スキーの聖地といわれるに相応しい雰囲気で気に入った。ただし、竜王もロープウェイより上は雰囲気が一変し、静かで眺めが良く、樹林帯の深雪に入ったりもできる。思いがけず楽しかったのは確かだ。