・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

志賀高原 山スキー(その1:笠ヶ岳越え)

2014/02/22(土)〜02/23(日)
報告者
瀬川
山域
志賀高原
ジャンル
山スキー
天候
快晴
行程

熊ノ湯スキー場第2ペアリフト・トップ付近発10:00・・・コル10:10・・・笠ヶ岳峠の茶屋11:17/11:45・・・スキー場着13:15

報告

その雪質と多彩なゲレンデでスキーヤーを虜にする志賀高原には、もう一つの知られざる顔がある。周辺スキー場を結ぶ、広大な山スキー・ゾーンとしての顔だ。報告者も今回初めてそれを知った。熊ノ湯スキー場の西の裏側にあるのは、笠ヶ岳から山田温泉スキー場へ降りるロングコース。今回は笠ヶ岳を往復し、午後から隣の横手スキー場に移って深雪を楽しもうという趣向だった。

天気は最高だが、風が冷たく目出し帽がありがたい。樹林帯を抜けるとすぐにコルに着く。案内書の指示通り高度計を1830mに合わせ、笠ヶ岳の北側を回り込んで1880m地点の林道に合流する作戦をとる(私も高度計が欲しいと思った)。笠ヶ岳を左手に見ながら樹林帯をトラバース気味に登っていくのだが、沢筋に当たって直登を余儀なくされたりルートを模索しながら進むのは結構楽しい(GPSを欲しいと思ったが、あとで考えれば楽しさが半減したかも)。

庇まで雪に埋もれた峠の茶屋で一服、来た道を戻る。途中あえて外れたり、来たトレースを発見して喜んだりしながら戻る。天気はいいし、本当に楽しいスキー山行だった。

ついでに報告すると、横手で深雪を堪能?したあと熊ノ湯に再び戻り、残りのリフト券を使い切るまで我々は雪と戯れたのだった。したたかに、だが年甲斐もなく。我々だけのために、営業時間を過ぎても笑顔でリフトを回してくれた係員、パトロールの皆さんにこの場を借りて感謝したい。ありがとうございました!

出発。ゲレンデと反対側の樹林帯へ
コルに着く。シールを付け高度計を合わせます
笠ヶ岳にまっすぐアプローチします
雪に埋もれた峠の茶屋
もう1枚
帰路。沢に当たって引き返したり
雪崩を警戒!間隔空けてトラバースです
シールを付けたまま下降の練習もしました
スキー場まで楽しいハイクアップ
右手(南方向)の遠方に白根山が見えました
熊ノ湯スキーは目前。ああ、楽しかった