南アルプス鋸岳
7月13日、戸台より丹渓新道点でバス下車(7:10)~戸台川河原(7:50)~熊ノ穴沢取付(9:00)~中ノ川乗越(13:27)~岩小屋(15:50)
7月14日、小屋(5:45)~中ノ川乗越(7:15/7:50)~第二高点(8:35)
~鹿穴(9:25)~鋸岳山頂(10:10)~角兵衛沢頭(10:30)~岩小屋水場(11:45/12:10)~戸台川(13:40)~丹渓新道点(15:40)
7月12日夜行、道の駅むら長谷で仮眠。7月14日仙流荘よりバスにて丹渓新道点。戸台は登山客であふれ4台目のバスにようやく乗車できた。なんとか踏み跡残っている新道下部を戸台川まで下降。すぐに対岸に渡ったため取付点を探すのに時間かかり、やっと見つけたのが熊の穴沢であった。このルートの上部はひどいガレ場で結局今回の核心部であった。ようやくの思いで中ノ川乗越に着く。やむなくルートを岩小屋へ変更。16時前に到着、スペース確保し、往復30分かかって水の確保。岩小屋は11人の宿泊であった。夜間降雨あるも翌朝は薄曇りで視界は良好。昨日来た道を中ノ川乗越まあで引き返す。この間の所要時間はどちらからも2時間10分であるが、乗越しからは登り多く、こちらの方が時間かかった。中ノ川乗越では下る方向に踏み跡が見え誤ってそちらに行き、40分あまりのタイムろす。良く見ると第二高点左側に明瞭なガレ場登りのルートがあった。池ノ谷ガリーを思わせる急なガレ場登りであり、落石要意の所であった。しばらくして第二高点。ここから第一高点(鋸岳)までが核心部であるが、要所には鎖が張ってあって困難性はなかった。むしろ足元と手がかりの岩が大変もろく、神経をつかった。鹿窓を越えてしばらく行くと山頂である。10分あまりで鞍部に着き、ここから角兵衛沢を下る。ガレてはいるが昨日の熊ノ穴沢に比較すれば、こちらが容易である。下降の中間点に絶壁があり、古い支点が見つけられた。岩溝からわずかに水が流れていて、ここで大休息。その後ガレ場は終ったが、暑い樹林帯を一時間半くだって戸台川にでた。水の冷たさが大変気持ち良かった。通常は河原沿いに戸台へ歩くのであるが、バスチケットのあり、1時間あまりかけて丹渓新道を登る。帰りのバスがどれも満員で4台目でようやく乗れた。仙流荘で入浴し、車の横にシートを敷き宴会。15日5時に起ち、空いた中央道を帰京。