赤岳・横岳・硫黄岳
31日 美濃戸口9:10/9:30~美濃戸10:10/10:30~林道終点11:05/11:10~赤岳鉱泉11:50
1日 赤岳鉱泉5:40~行者小屋6:05~赤岳7:20~展望荘7:35~横岳8:30/8:35~硫黄岳山荘9:00~硫黄岳9:20~赤岩の頭9:35~赤岳鉱泉10:05/10:35~林道終点11:00/11:05~美濃戸11:30/11:45~美濃戸口12:15/13:20
12月31日 大月発5時54分の甲府行の電車が途中故障のため20分停車したので甲府発6時46分の松本行に乗れなかった。茅野発の乗車予定のバスに乗れず、美濃戸口行のバスしかないので急遽予定を変更した。
美濃戸口からの林道は最初から凍結して歩きにくかった。美濃戸からの道はそこそこの積雪だったがトレースがしっかりついていて歩きやすかった。赤岳鉱泉のテント場はいっぱいで場所を探すのに苦労をした。早くついたが寒いので夕方までシュラフに入って寝た。
1月1日 山にいると今日が元旦という雰囲気はない。帰りの美濃戸口発13時20分のバスに乗るために、まだ暗い内に出発した。行者小屋を過ぎて文三郎尾根の途中で明るくなってきたのでヘッドランプをはずした。阿弥陀岳分岐の稜線に出ると風が強くなる。雪面はクラストしているがトレースがはっきりしているので歩きやすい。赤岳山頂はガスっていて風が強く展望はない。ものすごく寒いので写真を一枚撮ってすぐに出発する。展望荘への下り斜面も風が強い。展望荘から少し行って地蔵尾根の分岐を過ぎると途端にトレースが薄くなる。横岳への道は稜線上を行かないで佐久側の巻き道が多いので風は弱い。時折諏訪側へ出るとものすごい風だ。右に杣添尾根を分けると横岳頂上だ。頂上は風が弱く少し休むことができた。その先の岩場を下ると風が強くなってきた。周りはガスってまったく展望は利かないが木柵を頼りに硫黄岳山荘まで行く。時折飛ばされそうな突風が吹く。硫黄岳まではアイゼンの跡と大きなケルンを頼りに強風の中を登る。硫黄岳の頂上は強風でとても休んでいられる状況ではなかったので赤岩の頭まで急ぐ。赤岩の頭から少し下って樹林帯に入ると風が止んでほっとする。雪道なので赤岳鉱泉まではあっという間だ。赤岳鉱泉について急いでテントを撤収して下山をする。美濃戸口にはバス乗車予定時間の1時間前についたので八ヶ岳山荘に入ってゆっくりと昼食をとった。