八方尾根~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳
26日・自宅5:00~大宮6:50~長野8:05~白馬八方9:30~ゴンドラリフト~八方山荘10:30ー扇雪渓12:20/35ー唐松山荘13:40ー牛首14:00ー16:00五竜山荘泊 27日・五竜山荘4:50ー五竜岳5:45/6:00ー北尾根の頭7:45/55-口ノ沢のコル8:10ーキレット小屋9:00/9:30ー鹿島槍北峰11:10/20ー南峰11:55/12:15ー布引山12:45ー冷池小屋13:25/45ー爺ヶ岳南峰15:40ー種池山荘16:00 28日・種池山荘5:50ー柏原新道登山口7:30ー扇沢8:00ー大町温泉8:10/9:10ー信濃大町9:30ー松本11:00ー三鷹ー自宅13:45
夜行バスが取れず始発電車で乗り継ぎ、10:30に八方山荘から歩き始める。ハイカーや学生の団体が多くすれ違いに時間がかかる。右に不帰の嶮や天狗岳、左に五竜岳や鹿島槍を望む。稜線に出ても天候の崩れもなさそうなので、唐松岳は省き山荘を後に五竜山荘へ。牛首、大黒岳の鎖場を通り、目の前の五竜岳に向かって歩く。五竜山荘では名物?のスコッチエッグカレーを食べ、翌日の為に早めに就寝する。4時起床し日の出を見ながら出発、山頂直下の岩場を過ぎ1時間程で五竜岳に到着。長野側は雲海の上に妙高・高妻・八ヶ岳・富士山・南ア、富山側は快晴で毛勝・剱・立山そして槍ヶ岳の先まで望めた。山頂下りからガレ・ザレ場・クサリが始まり、G5~八峰キレット~鹿島槍の岩峰稜線を見ながら急登降を繰り返し、北尾根の頭で一息入れる。赤抜の崩壊地を通過後、口の沢ノコルへ急降下し、長い岩場の登りやトラバースがありキレット小屋に着く。本当にすごい所に建っている。予定よりかなり早かったので大休止した。小屋すぐ横から直登で八峰キレットの上部に立つ。真下にスパッと切れ落ちている。2本の曲がったハシゴや岩場のトラバースを終え、鹿島槍北峰への岩場の長い登りが始まった。すれ違いが多い時は落石に注意が必要。振り返ると歩いてきた岩峰の稜線が見える。そして前を見上げると鹿島槍の吊尾根のカーブが綺麗に見える。やがて北峰に到着。あまり人がいなく反対に南峰は賑わい、ほとんどの人が扇沢からのピストンのようだ。今日一番をクリアしたので大休止し展望楽しむ。長野側はガスが出てきたが、西側剱岳方面は常に見えていた。あとは冷池山荘を目指すだけのはずだったが、山荘に着くとかなり小屋が混んでいるというので、迷ったがもうひと踏ん張りして種池山荘まで行くことにした。さすがに疲れたが、その甲斐あって一枚の布団に寝れ、女性単独のみの6人部屋で話が弾んで楽しかった。翌朝は小屋で朝食を取り、早めに下山し帰宅した。岩峰のスリルと単独の緊張感、満足のいく山行ができた。