・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

釈迦ヶ岳

2012/01/01(日)
報告者
浅井
山域
御坂山塊
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

日野5:20- 一宮御坂IC6:20-檜峯神社6:55/7:05~稜線7:55/8:00~下降分岐8:25~釈迦ヶ岳8:55/9:40~下降分岐10:05~林道10:50~檜峯神社11:00/11:10- 一宮御坂IC11:40-日野12:40

報告

天気予報で午前中は曇りなので今日の山行は少し躊躇したが、1月3日から仕事なので決行をする。
元旦のためか高速道路は空いていた。一宮御坂ICを出る頃に空が明るくなる。檜峯神社の分岐点がわかり難いと情報にあったので、事前に分岐ポイントをチェックしておいた。情報通りに鉄柵の門を開けて通過する。道路の路面はしっかりとしているが、道幅が狭いので対向車が来ると苦労しそうだ。檜峯神社の駐車場へ着くと、テントが2張あった。大きな犬がいたので家族連れのキャンプのようだ。山へ登るような感じではなかった。
檜の林を少し登るとまもなく雑木林になる。左手に樹林の枝越しにピラミダルな釈迦ヶ岳を見ながら急坂をひと登りすると稜線に飛び出す。
途中から雪が出てきたが、量が少ないため滑ることはなかった。
右手に富士山を見ながら気持ちのいい稜線を行くと、1521m三角点ピークの登りになる。そこから急降下した鞍部で右に芦川への道を分け、10m程上がったところが檜峯神社への下降点だ。
ここからが本格的に釈迦ヶ岳の登りになる。所々に岩場があるが太いロープが掛かっている。頂上の少し手前の左に展望台がある付近から風が強くなってきたので、防寒具を身に着ける。
さえぎる物のない360度展望の頂上は、先程と打って変わって無風状態だった。「緑のタヌキ」を食べてからお湯を沸かしてカフェラッテとパンを食べる。ここの頂上からの展望解説写真を持ってきたので、それを見ながら360度の山座同定をする。
この山塊の位置から特に南アルプスの展望が見事だ。右端の甲斐駒ケ岳から左端の聖岳まではっきりと分る。解説写真があるので、その手前の笊ヶ岳、大無間山、七面山も同定できる。
思いの他暖かだったので山頂に長居をしたが、名残惜し気に下山の途に着く。滑って落ちないように岩場を慎重に下ると程なく檜峯神社の下降点に着く。道幅が細く少し雪がある急な道だったが、下降路沿いにロープがあってさほど不安なく下ることができた。斜面が緩くなるとすぐに林道に降り立つ。そこから10分ばかり上り返すと、檜峯神社に着く。このような山奥にある割にはりっぱな神社だ。参拝をしてから車に乗る。帰りの高速道路も空いていたので順調に帰宅できた。

雑木林に雪が出てくる
ピラミダルな釈迦ヶ岳
稜線に出る
釈迦ヶ岳山頂から富士山
白根三山
右から荒川、赤石、聖岳
八ヶ岳
お地蔵様と富士山
右から黒岳、三ツ峠、本社ヶ丸
右端滝子山から続く小金沢連嶺
辿ってきた稜線を見下ろす
岩場に掛かる太いロープ
林道に降り立つ
檜峯神社
薬王水
駐車場