甲斐駒ケ岳（８合目敗退）

２９日；調布６時半＝韮崎ＩＣ＝竹宇神社下Ｐ８１０／８２５―笹平１１時―刃利天狗１３２５―黒戸山付近１３５０―五合目１４２５―七丈小屋１５４５／１９時過ぎ消灯、３０日；５時起き６４０発―八合目８２０／８３５―七丈小屋９１０／１０００―刃渡り１１５０―笹平１２４５―Ｐ１４０５／１４１５＝むかわの湯１４２０～１５３０＝調布１７時半。

雪山第３弾。冬の甲斐駒にチャレンジしてきました。２９日、韮崎ＩＣでＨさんと落ち合い竹宇神社下の市営駐車場へ。そこそこ車有りトレースは期待できそう。８時半前出発。緩い長い登りが続く。前日降った雪で足元クッションきき快適でした。いい加減飽きた頃笹平。横手からの道にはトレース無し。八丁坂の登りとなる。緩くなると刃渡り。やっと景色見える。急登で刃利天狗。緩く黒戸山を巻いて下ると五合目。テント数張り。ここから梯子連続となる。幸い雪少なく鎖・ロープ出ていたので問題無し。七丈小屋手前の鎖だけは少し立っていたのでオーバー手では嫌らしかった。１６時前小屋到着。今日の泊りは１４人。情報では知っていたが凄く暑い。小屋中の温度計は１８℃。冬山で贅沢な一夜でした。翌３０日５時起き。前日の鍋残りでうどん。お茶飲みながら明るくなるのを待った。６時半過ぎ発。小屋から少し登るとトレース無くなる。先行の単独者と交替しラッセル開始。最初は膝くらいではかどったが次第に胸までとなる。目の前の壁を崩しながら交替して登りました。荷が軽かったのでそんなに苦しまず森林限界へ。モナカ雪に足取られながら登るといつの間にか雪。八合目辺りは風も凄かった。後続パーティー続々到着。ここまでの疲労と悪天、さらに時間も考慮して撤退することに。９合目への尾根で腰まで埋まりもがいてるパーティー尻目にゆっくり下山。七丈小屋で前日頂いた汁粉を食べ荷物整理して帰途に着きました。しかし下りは本当に長く疲れました。市営Ｐで富山に帰るＨさんと別れ、尾白の湯は休みだったので隣のむかわの湯に行きました。高速は渋滞無く早かった。皆さんお疲れ様でした。