下の廊下・北方稜線3日目その2・4日目
(続き)25日;剣岳1210―長次郎ノコル1230―熊ノ岩1335/1350―長次郎谷出合1545―真砂沢ロッジ(テント泊)1610/19時消灯、26日;4時半起き6時半出―ハシゴ谷乗越800/810―内蔵助平915/930―内蔵助谷出合1055/1105―黒部ダム1230/1335=扇沢1351/14時=薬師の湯14時半~15時半=豊科IC16時=高尾20時半。
(続き)25日、剣岳12時過ぎ到着。前半天気悪かったせいか人影まばら。写真撮ってすぐ下りる。コルからガラガラのガレ場。足が痛くなる。雪渓は無く、果てしなく下りて熊ノ岩。ところが右俣に下れない。崖の下の雪渓は遥か下でボロボロに。では左俣はというとルンゼ状で嫌らしい。困った。エスケープルートにならない。ショウガナクど真ん中の水場の沢を頑張って下る。何とか雪渓に着きほっとする。この後も何度かクレパス避けて岸に上がり出合まで下る。真砂沢へも左岸の夏道に上がり疲れる。16時過ぎ、やっと到着。疲れたのでカレーのルーと肉だんごを肴にビールを大量に買い込んで宴会。夜半星が凄かった。26日、身体が重いが今日は帰るだけ。ハシゴ谷乗越を越え内蔵助平へ。昔(20年前)より歩いている人が多いのかルートは良くなっているように感じた。最後のダムへの登りは予想通りばてばて。ダム見学してトロリーへ。扇沢は曇り。一転寒い。薬師の湯で風呂・食事、予想していたが5+25kmの高速渋滞。お疲れ様でした。*今回の北方稜線(特に上部)は、昔岩登りの際何回も通ったはずなのに全然覚えていませんでした。ちょっとショックです。それに身体の硬さもさることながら、怖さが増して困りました。今後はこのトラウマとどう向き合っていくのかが課題でしょうか。