下の廊下・北方稜線1日目・2日目
22日;高尾21時半=扇沢050(車中泊)、23日;5時半起き730=黒部ダム746/800―内蔵助谷出合905―棒ノ木平1000―別山谷出合1125―白竜峡1210―十字峡1315―半月峡1415―仙人ダム1515/1530―阿曽原温泉小屋(テント泊)1630/20時消灯、24日;5時起き6時半出―仙人ダム740/750―仙人温泉小屋1120/1140―仙人池ヒュッテ1350/1405―池ノ平小屋(テント泊)1455/19時消灯。
岩登りをやめて以来忘却の彼方だった北方稜線。その北方稜線にまさか行くことになるとは夢にも思いませんでした。今回の計画は昨年のTさんAさんの報告に感銘を受け、参考にさせて頂きました。22日夜、今にも降りそうな天気で高尾発。小淵沢辺りからポツポツと、豊科ICで降り扇沢到着0時50、土砂降りの雷雨。ビール飲んで車中泊。23日、雷は無いものの本降りの雨。トロリーバス降りて8時、諦めてヤケクソで歩き出す。しかし障害は雨だけではありませんでした。延々と続く壁面からのシャワー。晴れていれば飛んで渉れる沢が激流に。2・3度流されかける。とどめは別山谷出合。あまりの濁流にザイルを出すかとモタモタしてると、先行の単独行の方がザイルを投げてくれた。感謝。ここで腰まで浸かる。靴ガポガポ。白竜峡付近は未整備で手掛りの針金無し。延々と蟹歩き。半月峡辺りから小雨。仙人ダムで雨上がりほっとする。水平道までの急登、阿曽原までの急降下で消耗してよれよれで到着。焼肉宴会してすぐ寝る。24日、曇り。昨日のアルバイトで仙人ダムまで出る。雨降ってないだけかなり楽。でもかなり蒸す。仙人温泉までの雲切新道はとんでもなく急。重荷もあって難儀した。仙人谷を詰めて仙人ヒュッテ。憧れの裏剣。いいですね~!気分良く池ノ平へ。夢見心地で裏剣を肴に宴会。*私は今回も金欠なので小屋で買うべきビール+缶詰数個を全部下から担ぎ上げた為、荷物分配がうまくいかずすいませんでした。あと、替えの靴下は必需品でしたね・・・・・。クサイ・・・。