9月会山行(甲斐駒&仙丈)その1
3日
車3台で、それぞれ調布(21:00)、分倍河原駅(21:10)、高尾駅(21:30)に集合。
23:15芦安駐車場に到着、テントで仮眠。
4日
4:00起床。5:20のバスで芦安→広河原(6:10着)。
6:50のバスに乗り換えて広河原→北沢峠(7:15着)。
北沢駒仙小屋のテント場にテント設営。
北沢駒仙小屋8:00→長衛荘8:10→双児山10:15→駒津峰11:10→(摩利支天ルート)→甲斐駒ヶ岳13:00(13:20まで休憩)→駒津峰14:30→仙水峠15:40→北沢駒仙小屋16:35。テント泊。
メンバーと天候に恵まれ、爽快な山行となりました。
金曜日の夜に出発し、渋滞もなく芦安の駐車場に到着。トイレの前の便利な(?)位置にテントを設営し、少し宴会をして、明日への期待を膨らませつつ就寝。
早朝、「テントは張らないでください~」の声で起こされ、予定より早く出発。やはりメジャーな登山口だけあって、夜中にぞくぞくと人がやってきたようで、駐車場は満杯でした。眠い目をこすりながらバスに乗り、広河原で1度乗り換え、北沢峠に到着。テントを設営した後、荷物を置いて、ザックの軽さに感動しつつ、予定通り8時から登り始めました。最初は南アルプスらしい原生林の樹林帯でした。登り始めた時刻が早くないため暑かったですが、双児山で甲斐駒の大きく美しい姿が見えてからは、「あの頂上へ登るぞ!」という気持ちで進んで行けました。花崗岩と白砂が白く輝く山容は他の山では見たことがない神々しさでした。
頂上手前の摩利支天ルートは特に危険な箇所はなく、先頭のUさんのいいペースのおかげで安心して歩けました。北岳を始めとする南アルプスの山々や富士山を眺めながら、砂地の歩きづらいところも何とか頑張って少しずつ高度を上げ、13時についに登頂! 南アルプスの北の端にある山だけあって展望は抜群で、北アルプスや八ヶ岳、山梨方面の平野が見渡せました。大先輩のKさんは50年ぶりの甲斐駒だったそうです! そんなに長く登山を続けられるなんて素晴らしいことですね。
景色を堪能した後、下山開始。砂の足場に手こずりながら少しずつ下り、仙水峠からは石がゴロゴロした珍しい地形を歩きました。手持ちの水が残り少なくなったころ、仙水小屋の冷た~い水にありつき、生き返りました。下山後はおいしいすき焼き、ビール、ワインで宴会。ジャンボテントでの熱いトークもそこそこに、明日のために就寝しました。