・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

雨飾山(敗退)

2010/05/30(日)
報告者
宇田川
山域
頚城山群
ジャンル
雪山ハイキング(+藪)
天候
30;ガス後晴れ。
行程

29日;19時分倍河原=府中IC=中央道・長野道・豊科IC=雨飾高原キャンプ場P2350・2時消灯、30日;5時起き645発―ブナ林745―東南尾根10時半―1838ピーク11時―P13時半=雨飾荘(入浴)14時~15時半=豊科IC17時=分倍河原20時半。

報告

またやってしまいました、道間違いと藪コギ。前夜雨予報に低テンションで府中発。0時前にP着。雨は無く下も乾いている。テント張って小宴会。翌30日、どんどんやってくる車にたまらず起きる。朝飯食って7時前出。すぐ湿原。情報通り木道は河の中。かまわずがしがし歩く。M沢さんだけ靴ぐしょぐしょ。樹林の登りの後緩くなり雪道に。真新しいトレースと黄色いテープに導かれて斜上する。沢状を詰めて行くとトレース無くなる。上部で尾根に出れそうに見えたので、そのまま雪から藪コギへ。この時点でルート間違いは解っていたが、下る気になれず尾根に出れば登路があるかもで続行してしまいました。ふと下を見るとガイドPが私達のトレースを登ってくる。コールして引き返させるが、3人滑落。雪面飛び越し崖近くの藪でやっと止まる。アイゼン付けていなかったようだ。こちらは降りる事もできず取り敢えず尾根まで上がることに。雪と藪のミックスで尾根着11時。1838のピークと思われる。ちょうど霧晴れて雨飾山本峰が布団菱の上に見える。登ってる東南尾根は布団菱の左を上がっている。一目見て×と判断。下山にかかる。M沢さんがあちこち偵察し、下に続いてそうな沢状の雪面を降りる。かなり急。何とか正規のルートまで降りた時には疲れ果てました。まだ時間も早く正規ルートから登ることもできましたが、15時から雨予報と睡眠不足か気合が入らず下山することに。ゆるゆる降りていくと休息中のパーティー。話聞くと今朝4時出の真新しいトレース作成のパーティーでした。彼らはルート間違いに藪寸前に気づきトラバースして正規ルートに復帰したそうです。黄色いテープはスキーヤーの物ではないかとのこと。それにしてもブナ林の赤印が解り難い。下りでもうろうろしました。最後に登山口近くの湿原でMさん沈没。びしょびしょでした。雨飾荘で入浴。ぬるぬるの湯はいい感じでした。締めは小仏17キロ渋滞もタイシタことなく20時半、府中着。とにかく無事で良かった。お疲れ様でした。

30日朝、バスまで来てます。寝てらんね~。
観光客の目当ては水芭蕉。
雪溶けで増水、木道は川です。
水芭蕉。
ルートも雪の下。
新緑と花。
雪と新緑と青空。
雪面から藪コギに。
雪面藪ミックス、急登です。
ようやっと緩い尾根。少し上のピークまで行きました。
すぐガスったけど絶望的な風景。
M沢さん偵察の沢状、上は傾斜きつかった。
雨飾荘にて入浴。肌つるつる?