湯殿山・姥ケ岳 (月山連峰)
天気予報は下り坂との事で、快適な山スキーは諦め 志津温泉と イベント「雪旅籠まつり」を楽しむことにして出発するが、晴天に恵まれ 春スキー状態の滑走を楽しんだ。
27日:湯殿山
28日:姥が岳
・26日(金)前夜発
pm8:00西国分寺南口集合し出発 宿泊はSKさん常宿の「志津温泉宿 ゆきしろ」
深夜1:15着、温泉で温まり2:00に寝につく
・27日(土) 1日目 : 予報に違わず曇り空。
しかし徐々に好転し青空に恵まれ、2月末と言えど春陽気となった、斜面もザラメ調で楽しい滑走となった。
・宿からネイチャーセンターまでの林道 歩きは30分程。
・1/3程雪に埋まったネイチャーセンター裏からシール歩行開始、青空が拡がってきた。石跳沢沿いにブナ林の雪面を快適に登る、我々以外には誰もいない静かで贅沢な山スキー日和が期待される。
・途中2回ほどの休みを取る。10時40分には森林限界 標高1250mを越えた。
・湯殿山南東稜線の先には真っ青な青空が気持ちいい、風はあるがシール歩行を悩ませるものではない。次第に展望が開けてくる。
・湯殿山と姥が岳に挟まれた石跳沢への大きな谷は迫力と共に美しい景観である。
風紋ならぬ、雨の流れが縦縞となった雨紋? の斜面は天然の芸術品。
・一服後、この稜線沿いに山頂へと前進11:45分 湯殿山 山頂着。
・山頂は石跳沢方面へ雪庇が出ており、南東尾根を100m程下り、石跳沢へドロップーインする。
・傾斜は40度程、我は すっかり尻込み滑走だ?。
先日のオニコウベでは指導員のKK氏に悪雪の急斜面での安定した滑走技術を学んだが、それをスッカリ忘れてしまっている。
・どうにか転ぶことも無く、足下に石跳沢を見下ろす疎林平地(標高1140m)で皆と合流し 昼食とする。
・昼食時に眼前に見える、石跳沢の対岸、姥が岳の北西斜面が壁のようにように望める。
ここを登り姥が岳南稜を志津温泉へ下る事に話がまとまる。
・再度シールを装着して登る。姥が岳南稜へ立って見ると、月山スキー場リフト乗場の500m程 上部であっる。
・月山スキー場開きは、4月10日とか、、リフトの支柱は半分ほど雪に埋まっている。
・ここから、リフト乗場へ、そして樹林帯へと滑走し、志津温泉へと戻った。
・静かな志津温泉も、今日からは「雪旅籠まつり」近在から多くのお客が見えており賑わっている。
この夜は 雪旅籠まつりの 村の散策を楽しむ。
出羽三山 月山の西山麓 五色沼に位置し 温泉が湧いたのは平成に入ってからと新しい。
宿泊施設は10軒と小さく静かな山郷の温泉地である。
この週末(2/26日~28日)と来週末(3/5日~7日)に「雪旅籠まつり」が行なわれている。
詳細は、ホームページ にて (ブログもある)
http://www.gassan-shizuonsen.net/yukihatago/
<コースタイム>
宿am8:25~8:55ネーチャーセンター9:05==10:40森林限界==10:55南東尾根の稜線11:05==11:45湯殿山山頂
<石跳沢へ滑走開始>12:10==12:25 標高1140mの疎林平地で昼食 12:55==13:00 標高1115m シール再装着
姥が岳の北西斜面へ 13:05== 13:55 姥が岳 南東稜線 標高1295m 14:15 == 15:15宿「ゆきしろ」着。
28日(日) 2日目 日差しも無く寒い朝である。昨日とは打って変って、カチカチに凍った斜面。
・今日は石飛沢を詰めて、姥ケ岳の西南斜面を登るが、時間切れで標高1395mからの滑走をする。
・凍った斜面。 スキー板は、ガリガリガリと 悲鳴を挙げながらの滑走となり、足はパンパンになり疲れる、
・しかしこれも山スキーの条件なのだと、氷の割れ目や溝に板を取られないよ緊張しての滑走を楽しむ。
・宿に戻り、温泉入浴後にゆっくりの、帰宅準備を13:20帰路へ発った。
<コースタイム>
宿am8:05~8:35ネイチャーセンター8:45==10:45姥が岳 南東稜線 標高1390m <滑走開始>11:00 == 11:20
標高900m 1本 11:44 == 12:15宿 ゆきしろ着
帰路 宿発 13:20 == 20:40 西国分寺着
以上。