西穂高独標
26日7時30分高尾駅集合、11時新穂高、12時ロープウエイ西穂高駅、13時40分西穂山荘(泊)
27日7時山荘、8時40分西穂独標、10時15分山荘、11時35分駅、安曇野さざ波の湯で入浴後17時高尾
高速も順調に新穂高に到着、駐車場を探すが余計な心配不要で登山センター前(夏は大型バス用)に無料駐車場有り。ロープウエイは視界不良、山荘に向けて出発。初めは緩やかな下り、締まってないないが、トレースはしっかりしていて、軽快に進む。半分すぎから急登が始まる。夏道と違って直に上がっていく。今回の山行で最もきつい行程であった。1時間半で山荘に到着、視界も無いので早々に部屋に入り、宴会だ。18時からの夕食後は相部屋の方もいたし、2次会なしで就寝。
27日、空に星が見える。山荘前で日の出をみて出発。当初10分間ぐらい風が吹いただろうか。その後無風状態、薄くかかっていた雲もだんだん取れてくる。丸山に着いたころは360度視界良好。笠、抜戸、双六、西鎌、西穂、前穂、霞沢、焼岳のパノラマ。八ヶ岳、富士山、白山も見渡せる。夏より軽快に独標に向かう。ピーク手前は岩場あり、慎重に上がって到着。吊尾根がきれいだ。先へも行きたかったが、ここまで。下りはロープ出して慎重に降りる。軽快にくだり1時間弱で山荘。山荘からの下りは昨日見れなかった槍の穂先も望む事ができた。
冬は天候によりピンキリの一方極端を堪能した山行でした。
※10枚めからは鍛代がアップしました。
今回は雪上訓練の実習の成果を発揮?ということで12本アイゼンで独標まで登りました。降りには念のためロープを出してもらいました。このためだけに重いロープを背負ってきてくれてほんとに感謝でした。また、いざ、朝日に染まる山々を見ながら出発したら、100メートルくらい行ったところで、私、スパッツをつけ忘れたことに気が付き、山荘まで走って戻るという失敗をして、皆さんを寒い中待たせてしまいました。お天気が良かったから助かったものの、これが悪天だったらと思うと、装備の確認をしなければならないことを実感しました。雪山は重装備になるので、装着の手際や確認などの点にも注意しなければならないですね。
今回は温かい山荘泊でしたが、今度は雪のテント泊もしたいです。
2009年を締めくくる素晴らしい山行になり、同行の皆さんに心から感謝いたします。