・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

松生山(南郷神社から)

2008/04/28(月)
報告者
北田
山域
奥多摩
ジャンル
日帰り
天候
曇り
行程

交通 :電車 調布6:22~分倍河原6:34-6:44~立川6:53-6:58~武蔵五日市7:36
バス(往) 武蔵五日市7:43~下川乗8:20
バス(復) 笹平14:56~武蔵五日市15:15
コース : 下川乗8:20~南郷神社の鳥居8:50~南郷神社8:55~狭い平坦部9:20-9:30~尾根の合流点(600m)8:50-8:55~700m付近10:30-10:35~開けた明るい場所10:40~黄色い作業小屋10:45~浅間尾根11:10~松生山11:25-12:00~P867m12:30~P858m12:45~P701m13:18~P498m14:15~笹平14:35

報告

 1年前から計画をしていた。「奥多摩の尾根と沢」(P80 東京新聞出版社)によると下川乗会館の脇から沢のザクザクと滑りやすいところを登って尾根に出ている。我々はそれを避けるため、南郷神社から尾根伝いに松生山に登った。下川乗バス停を降り、来た方向に戻って南郷神社の鳥居に着いたが、南郷で降り進行方向に歩いたほうが早く着く。鳥居から5分ほど登ると南郷神社で、その裏に細い踏み跡がある。時々踏み跡が途切れるが尾根筋がはっきりしているので迷うことは無い。西からの枝尾根との合流点で休む。多分「奥多摩の尾根と沢」では、この辺りに出てくるのだろう。700m付近から、たらの芽がみつかる。すこし進むと明るい開けた場所にでる。たらの芽が目立つ。枯れ木をポキポキ踏んで進む。すぐに黄色いトタンの作業小屋に着く。「南郷共栄会」の標識が見つかるとまもなく尾根に出た。しばらくして松生山に着いたが、荒れた路を歩いたので下肢が疲れていた。昼食をとる。あいにく曇っていたので笹尾根、御前山は霞んで見えた。見晴しはよいところだ。浅間嶺まで行く予定だったがバスに乗り遅れる可能性があるので笹平を目指して下りる。体が冷えていた。踏み跡のしっかりした路をもどる。不思議なことに登ってきた地点が見つからない。それに今歩いている道のほうがしっかりしている。もっと歩きにくかったのに ・・・ と考えている内にP867mに着いてしまった。ここから方向を南東に変える。P858mを過ぎると直ぐ左右に尾根が分かれるが左の尾根は固定ザイルで行けないようになっていた。ここで南に方向を変える。P701mを過ぎると急下降する。休憩を取っていると男性がひとりで下りてきた。仲の平から笹尾根に上り人里に下ってから浅間尾根に登ったと言う。先に行ってもらう。何回か登り下りを繰り返して車の音が聞こえてきた。植林帯の急斜面を下っていくと笹平のバス停だった。先ほどの男性がバスを待っていた。
 松生山から笹平までの路は踏み跡がしっかりしている上、道標も要所要所にあり、整備されていた。

地形図 :1/2.5万 五日市、猪丸