・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

仙ノ倉谷西ゼン

2009/10/03(土)〜10/04(日)
報告者
宇田川
山域
谷川連峰
ジャンル
沢登り
天候
晴れ。
行程

3日;高尾15時半=あきるのIC=関越道湯沢IC=仙ノ倉谷左岸林道ゲートP18時半(テント泊)、4日;P5時起6時出―毛渡沢出合・吊橋6時半―渡渉点・遡行開始7時半~8時―第一スラブ終了10時半―第二スラブ終了11時半―二俣12時―稜線14時~14時半―平標山―平標新道―渡渉点16時半―林道ゲート18時=岩の湯=湯沢IC19時半=あきるのIC=高尾22時。

報告

輝くスラブに映える紅葉・黄葉。秋雨の合間に運よく憧れの西ゼンに行く事ができました。3日、引っ越したHさんの車で高尾発。あきるのICから関越道、湯沢ICから林道ゲートP。テントで宴会。きれいな十五夜でした。4日、林道から吊橋・登山道へ、8時遡行開始。滑滝が出てきて東ゼン出合。25m15m6mチムニーと巻くと大迫力の120mの第一スラブ。どこを登るんだ?まだ登れるレベルではないようです。昨日までの雨か濡れていていかにも悪そう。左から巻く。この巻き道も悪かった。1ヶ所ザイル出し何とかクリア。さらに2段15mを巻くと200m第二スラブ。こんなの登れる人がいるのだろうか?ガイドにあった階段状のスラブとは逆層のスラブ。ホールド少なくあってもサイドばかり。草付をつかんで手の中で草がプチプチと切れていく感じは悪夢に見そうだった。スラブを越えると小滝ばかりとなり二俣。12時。相談の末、左俣へ。すぐ二俣となり、奥にでかい滝の見えた左を敬遠して右俣を登る。思えばここがルートミス。徐々に藪が濃くなり背丈を越える。あきらめて直登。途中小湿原に出るもすぐに猛烈な藪。稜線に近づくと潅木も混じり困難を極めた。よれよれで稜線着14時。昨晩の残りのビールで乾杯。平標山経由平標新道で下山へかかる。記憶通りの悪路。藪こぎ途中からガスとなって景色見えなかったが、矢場ノ頭辺りでガス切れ西ゼン核心部観賞する。朝遡行開始した渡渉点着16時半。薄暗くなり始め林道からはヘッドランプ。こんなのもいいもんです。林道ゲート着18時。Hさんの携帯より下山報告。ご心配お掛けしすいませんでした。岩の湯で汗を流し、渋滞無しで高尾着22時。お疲れ様でした。

3日、テントの中で焼肉宴会。
4日、林道ゲートP。他に一台のみ。
遡行開始。使用前。
滑滝が出てきました。
東ゼン出合。
西ゼンの滑滝。乾いていません。
第一スラブ遠望。
どこを登るんだ?
第一スラブ巻き道途中から。滑ったら楽にはなれそう。
スラブと紅葉・黄葉。
第二スラブ取り付き。
いやな巻き道から。濡れてます。
藪こぎ途中、小湿原。
藪こぎ中、もういやだ目線。
平標山。
渡渉点、使用後。